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三木聡が監督を務めた本作では、阿部演じる驚異の歌声を持つロックスター・シンと、吉岡扮する異様に声の小さいストリートミュージシャン・ふうかが、謎の組織から追われるさまが描かれる。イベントには本作の応援隊長を務める
撮影中に思わず笑ってしまった場面を問われたキャスト陣。阿部が「オーディションのシーンがすごく面白いんですよ。よく観ると吉岡さん普通に笑ってますからね」と明かすと、吉岡は「私10テイクぐらい笑っちゃってて(笑)。監督が笑っているのを使ってくださいました」と振り返る。続けて「シンとバイクで逃亡するシーン」を挙げた吉岡。「スタッフさんがロープで引っ張って、人力で動かしてたんです! カッコいいシーンもアナログで撮ってるのがこの映画の良さだと思います」と語った。
タイトルにちなみ、キャスト陣が「最近、〇〇しろタコ!と思ったエピソード」を披露する。家電量販店で中国人担当の店員に中国語で話しかけられたと明かした阿部は「察しろタコ!と(笑)。俺日本人だぜ?」と語り、会場に笑いを起こす。吉岡は先ほどまで乗っていた宣伝車を指しながら「こんなに派手なのに誰一人振り返らなくて、反応しろタコ!と思いました」と苦笑。阿部も「我々も意外と気付いてほしいんだよね」と同意した。千葉は前日までの悪天候で洗濯物を汚してしまい「洗い直さなくちゃいけなくて、自分に対してタコ!ですね。しかも今日やらずに、1週間ぐらい放置しちゃいそうです」と語る。そんな千葉に対して「『千葉雄大いい加減にしろタコ!』ですね。こんなに美しいのに日常的な話もできて、そこがお上手ですね」と“嫉妬”のまなざしを向ける平子。対して千葉は「全部計算でやっております」とサラリとかわし、登壇者を爆笑させていた。
最後に登壇者たちは、本作の見どころをフリップで紹介。「ロックだぜ!」と書いた阿部は「最近、原作のある映画が多い中で、本作は監督が完全オリジナル脚本で7年ぐらいかけて作った作品。こんなロックなことはないんじゃないでしょうか」と述べる。「イイ曲ばっかじゃねえか!!」と書かれた千葉のフリップから、話題は劇中歌に。HYDEが作曲を手がけた「人類滅亡の歓び」を歌った阿部は「デモテープにHYDEさんの歌声が入ってて『これ無理です、歌えません』と言いました」と苦笑し、HYDEの歌真似を披露して観客を笑わせた。「体の芯からまだ燃えているんだ」を歌った吉岡は「私は声がとても小さい役なのですが、声がだんだん大きくなって成長するところも歌で表現しているので、そこに注目してほしいですね」と呼びかけた。
「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」は10月12日よりロードショー。
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