高橋一生が主演ドラマで女性スタッフを虜に？西畑大吾は「視聴者の目をハートに」

2018年10月3日 5:00 603 5 映画ナタリー編集部

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連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」の制作発表会見が、東京都内のスタジオで10月1日に行われ、主演の高橋一生らキャスト7名が登壇した。

テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」制作発表会見にて、左から戸田恵子、西畑大吾、高橋一生、要潤、榮倉奈々、児嶋一哉、小林薫。

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高橋一生［拡大］

本作は、動物行動学を教える大学講師・相河一輝を主人公に、変わり者で常識や固定観念にとらわれない彼の生き方に価値観を揺さぶられる人々を描くオリジナルドラマ。クランクインから3週間ほど経ち、一輝役の高橋は「相河一輝を通して世界を見ている途中。観る方によって捉え方や受け取り方が変わってくるドラマですが、それでいいと思っています」と、まだ探究中である本作について語る。

榮倉奈々［拡大］

榮倉奈々は、高橋との撮影について司会者から尋ねられると「言うと嫌がりそうだからどうしようかな……」とためらう。しかし高橋から「どうぞ」と許可を受けると「現場のスタッフさんに女性が多くて、みんな（高橋に）目がハートになっていますよ」と報告。高橋は「絶対嘘ですよ！」と否定しつつ「ちょっと自信出ました（笑）」と笑みを浮かべた。

西畑大吾［拡大］

その流れを受け、西畑大吾（関西ジャニーズJr.）は「僕は視聴者の皆さんの目をハートにできれば」と意気込みをアピール。高橋と共演シーンの多い戸田恵子は「親しくなる第一歩として“いっくん”と呼ぶことからスタートしました」と明かし、要潤は1人毛色の違う出世欲の強いキャラクターを演じるということで「このギスギス感がちょっとでも出れば（笑）」と期待を込めた。

「自分は○○でできている」というお題に「台本」と答えた高橋一生。［拡大］

会見ではタイトルにちなみ、キャスト陣が「自分は○○でできている」というお題に答えるコーナーも。高橋は「台本」と書いたフリップを披露し、講義のシーンの大変さを吐露。「専門的な用語も出てくるので、もう家に帰ったらとにかく台本」と苦労をのぞかせる。「実家」と答えた西畑は本作の撮影期間中、マンスリーマンションを借りて初めての1人暮らしを送っているそうで「改めて実家の素晴らしさに気付いた」と感謝。しかし「今はちょっと（親に）甘えてたい」「お母さんの作るミートソーススパゲティが好き」といった発言が飛び出し、まだまだ実家から離れられない様子だった。

小林薫は恩師として一輝を支える鮫島瞬役。「一輝の好きなようにしたらええ」という鮫島のセリフを、生態学者・今西錦司が提唱する生物のすみ分け理論や多様性の概念になぞらえて分析した。高橋は締めの挨拶で「多様性は僕も大事だと思っています」と小林に同調し、「画一性はこの世界の理じゃない。いろんな人がいて、1人ずつが素晴らしいものを持っているということを説教くさくなく伝える、豊かな気持ちになっていただけるドラマだと思います」と視聴者に伝えた。「僕らは奇跡でできている」はカンテレ・フジテレビ系で10月9日より放送開始。

児嶋一哉（中央）［拡大］

なお本作のWeb限定オリジナルドラマ“チェインストーリー”が、毎週本編の放送終了後より映像配信サービス・GYAO!にて独占無料配信される。“チェインストーリー”では、児嶋一哉扮するアリ好きの大学講師・沼袋が「僕らは奇跡でできている」の登場人物についてのさまざまな仮説をユニークな手法で検証。児嶋は「（本編では）アリに向かってずっと芝居してるけど、チェインストーリーではみんなの目を見てちゃんと芝居しているので、そっちにも注目してほしい」と呼びかけた。