「お父さん、チビがいなくなりました」に佐藤流司、西田尚美、優希美青、吉川友ら

5

385

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 119 218
  • 48 シェア

倍賞千恵子藤竜也が夫婦役で共演した「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」の新キャストが明らかに。佐藤流司小林且弥小市慢太郎西田尚美優希美青、濱田和馬、吉川友が出演していることがわかった。

左上から時計回りに佐藤流司、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美、吉川友、濱田和馬、優希美青。

左上から時計回りに佐藤流司、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美、吉川友、濱田和馬、優希美青。

大きなサイズで見る(全8件)

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」[拡大]

西炯子のマンガを実写化した本作は、人生の晩年をともに過ごす夫婦の秘めた思いと愛を描くラブストーリー。亭主関白な夫に尽くしながらも長年寂しさを抱えてきた妻・有喜子を倍賞、無口でぶっきらぼうな夫・勝を藤が演じている。

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」[拡大]

有喜子が大好きな韓流ドラマのキャラクター・ヨンギと、猫のチビを探すヨンギにそっくりなペット探偵の笹原を1人2役で演じた佐藤。「倍賞さんとのシーンが多かったのですが、自分のような若手相手にも何度も一緒にセリフ合わせをしてくださったりと、本当に優しい方で大変お世話になりました」と撮影を振り返る。

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」[拡大]

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」

「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」[拡大]

そのほか将棋倶楽部で勝の相手をさせられる山崎に小林、有喜子と勝の長男・雅紀に小市、長女・ 祥子に西田が扮している。また若き日の有喜子と勝には、それぞれオーディションを経て優希と濱田が抜擢された。優希は「有喜子さんたち世代の方はもちろん、どの世代の方にも心にキュンとささるものがあるラブストーリーだと思います」、濱田は「藤さんの過去の作品を拝見させていただいたり、本読みの時のしゃべるトーンとか、間の取り方を必死で観察しました」とコメントしている。

5月に74歳で他界した星由里子が、有喜子のかつての同僚で、夫婦の関係にさざ波を立てる志津子役で出演している本作。そんな志津子の若い頃を演じた吉川は「どの年代の方が観ても、グッとくる、観終わった後、大切な家族や、パートナー、ペットに会いたくなるようなステキな作品です」と述べた。

「毎日かあさん」の小林聖太郎が監督を務めた「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」は2019年春に全国ロードショー。

佐藤流司 コメント

ヨンギ役は、現場では韓国語で演じたのですが、日本で放送されているドラマという設定なので、そこに後から自分自身で日本語のアフレコをするという新しい経験をさせてもらいました。韓国語なのでセリフ覚えるのにとても苦労したんですけど、完成したものは日本語という。でも結果的に説得力のある仕上がりになっているんじゃないかと思います。藤さんと倍賞さんとの共演は、初めての仕事の時を思い出すほど緊張しました。倍賞さんとのシーンが多かったのですが、自分のような若手相手にも何度も一緒にセリフ合わせをしてくださったりと、本当に優しい方で大変お世話になりました。

小林且弥 コメント

演じた山崎という役は、原作とは違うキャラクターになっていて、“こういう人”っていう背景がないんです。ふらりと現れて藤さん演じる武井さんと将棋するようになるという。映画で出てくる人間って何かの動機を持って出てくるものですが、それがないのが面白いな、素敵な描かれ方だなと思いました。藤さんは、存在自体がすごく作家性があるんです。培ってきた今までの役者歴を、現在の藤さんの佇まいで全て説明しているというか。そこにいるだけで成立する稀有な役者さんで。市川さんは動物的な感覚を持ってらっしゃる反面、すごくクレバーな方でもあって、そのバランスの取り方がすごいなと。お二人ともすごく魅力的な方でそこに挑戦してみようかなと色々頭で考えて試行錯誤してみましたが、結局出たとこ勝負みたいな感じでした。

小市慢太郎 コメント

大先輩ですごく尊敬する倍賞さんが母親で、子供の時からドラマ観ていた、幼少期の憧れの男性像である藤さんが父親。本当に嬉しい限りでした。自分の父親も縦のもの横にもしないみたいな、男は外で仕事して女は家を守るっていう古風な感じでしたので、やはりまず自分の親世代に観てもらいたいですね。夫婦で一緒に見てもらって、その帰りに「飯でも食いに行くか」なんてなってくれたら嬉しいです。そしてその子供にあたる自分のような世代、あるいはその孫に当たる世代も、それぞれの立場できっと共感できるものがあるのではないでしょうか。

西田尚美 コメント

猫のチビによって、夫婦がお互いを思う気持ちが見えてくるって微笑ましいなと思って脚本を読みました。
倍賞さんは優しくて頼もしいその人間性で家族のムードメーカーとなってくださって、藤さんは気持ちの表現の仕方がすごくチャーミングで、お母さんとお父さんがこの家族の自然な空気感を作ってくださいました。本当に素敵な方々と共演できてとても楽しかったです。映画のお父さんとお母さんの年代の方は共感していただけるだろうし、若い人たちが観ても、「夫婦として誰かと生活を送るのは色々あるけどいいよね」と、生きていく将来が楽しみになるような映画になっていると思います。

優希美青 コメント

有喜子さんたち世代の方はもちろん、どの世代の方にも心にキュンとささるものがあるラブストーリーだと思います。この映画の1シーンに、お父さんがお母さんに伝える、あるステキな言葉があるのですが、私自身とても感動しました。ぜひ、沢山の方に劇場でご覧頂きたいです。

濱田和馬 コメント

藤さんの過去の作品を拝見させていただいたり、本読みの時のしゃべるトーンとか、間の取り方を必死で観察しました。
ご年配の夫婦だったり、新婚さんだったり、まだ結婚してない、それこそ高校生ぐらいのカップルが見ても、言葉で伝えるということは、とても大事なことなんだと再認識できる作品だと思います。

吉川友 コメント

星由里子さん演じる志津子の若い頃を演じさせていただきました。どの年代の方が観ても、グッとくる、観終わった後、大切な家族や、パートナー、ペットに会いたくなるようなステキな作品です。豪華キャストの方と共演でき、すごく勉強になりました。

この記事の画像(全8件)

(c)2019西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会

読者の反応

  • 5

@yuki_daidai

りゅーじさん、また映画!!
映像のお仕事も結構あってうれしいな。

「お父さん、チビがいなくなりました」に佐藤流司、西田尚美、優希美青、吉川友ら(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/pzpsqfSo0U

コメントを読む(5件)

関連記事

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 初恋~お父さん、チビがいなくなりました / 倍賞千恵子 / 藤竜也 / 佐藤流司 / 小林且弥 / 小市慢太郎 / 西田尚美 / 優希美青 / 吉川友 / 星由里子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。