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ジョン・ベレアーズの児童文学をイーライ・ロスが実写映画化した本作は、両親を亡くした少年ルイスが魔法使いの叔父ジョナサンの屋敷で暮らし始めたことから、思いがけず世界の危機に直面するファンタジー。イベントでは
登壇者たちは吹替版の本編映像を観ながら、収録時のエピソードなどを語る。「すごいな声優!」と声を上げた佐藤に対し、松本が矢島と本名を見ながら「声優がすごいというよりも、私たち3人がすごい」と得意げな表情を浮かべると、佐藤は「お、おう……」と返していた。ルイスの友人・タービーを演じた松本は「ルイス役の高山みなみさんが『名探偵コナン』シリーズのコナンを演じられていて、私が『ポケットモンスター』シリーズのサトシをやらせていただいているんですけど、コナンとサトシが友達ってすごいね!とみなみさんと話してました。そういうイメージでやってたら楽しい気分になりました」と笑顔で語った。
ここで、ブラックからのビデオメッセージも披露された。かねてよりファンと語っていたブラックから「僕の吹替をやるときは滑舌よくポンコツ感もよろしくな!」と語りかけられた佐藤は「任せろよ! ジャック!」と元気よく返事をする。続けて「これはありがたいですね」と顔をほころばせ、「滑舌のポンコツ感は私の十八番でございます」と語った。宮沢が映像の中のブラックと佐藤を「他人事と思えない感じ……似てますね」と見比べると、佐藤は「骨格ですかね。体積?」と質問。宮沢は「そうですね、体積が似てますね」と笑いながら答える。松本が骨格でキャスティングが行われることもあると語ると、宮沢は「本当のケイト・ブランシェットさんの声はもっと低いので練習はしたんですが、自分の骨格や声帯では無理があると思ったんです。なので、できる範囲でいつもと違う声を出してみようとしました」と明かした。
本作の見どころを問われると、佐藤は「ジャック・ブラックのいい意味で抑えた演技を見てほしいですね」と紹介し「個人的には、巨大な敵に立ち向かう3人が心に負の部分を抱えているところがたまらない。ぜひ劇場で楽しんでほしい」と呼びかける。宮沢は「ユーモアやファンタジーを交えながら、社会的なメッセージが込められています。あと、ハロウィンがもうすぐなのでカボチャのおばけと戦うシーンは季節的にぴったりなんじゃないでしょうか」と語った。
「ルイスと不思議の時計」は10月12日より全国ロードショー。
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