この企画は、2011年12月に死去した森田の作品をこよなく愛する宇多丸が発案したもの。落語の世界を題材にした森田の劇場用第1作「
宇多丸は森田作品について「作品によっては、時代に先駆け過ぎていたりアイデアが先走っていたりで、十分な評価や理解が得られているとは言い難い」と前置きしたうえで、「『今』の視点からそのフィルモグラフィを見つめ直し、前述のギャップを出来る限り埋めてゆくことで、森田芳光というこの稀有な映画作家の全体像に、改めて迫ろうという試みです。聴き手役を仰せつかり、その歴史的重責に震えております……!」と本企画を説明した。
前売り券は明日9月22日10時より、チケットぴあおよび新文芸坐窓口にて販売される。前売り券が完売した場合、当日券の取り扱いはなくなるのでご注意を。なお、5作品を鑑賞すると「の・ようなもの」のフィルムしおりがプレゼントされる。
宇多丸 コメント
2011年に急逝するまでの約30年間、自主制作の実験精神を保ったまま、日本映画界のトップ監督としてキャリアを更新し続けた森田芳光。
ただし、全作に彼ならではの先進的なコンセプトが込められているからこそ常にスリリングだったモリタ映画ですが、それゆえ作品によっては、時代に先駆け過ぎていたりアイデアが先走っていたりで、十分な評価や理解が得られているとは言い難いものも多々残されている、というのが現状だと思います。そこで今回の連続上映。森田作品のプロデューサーであり監督の奥様でもある三沢和子さんの貴重なお話をうかがいつつ、「今」の視点からそのフィルモグラフィを見つめ直し、前述のギャップを出来る限り埋めてゆくことで、森田芳光というこの稀有な映画作家の全体像に、改めて迫ろうという試みです。
聴き手役を仰せつかり、その歴史的重責に震えております……!
2018年の森田芳光 -森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし-
2018年11月3日(土・祝)~12月16日(日)東京都 新文芸坐
料金:前売り券 1500円 / 当日券 1800円
※前売り券完売の場合、当日券の販売なし
※トークショーは上映後を予定
<上映作品>
11月3日(土・祝)
「
「の・ようなもの」開場 15:20 / 開演 15:35
「
11月4日(日)
「
「家族ゲーム」開場 18:50 / 開演 19:05
11月10日(土)
「ときめきに死す」開場 15:00 / 開演 15:15
「
11月11日(日)
「それから」開場 14:55 / 開演 15:10
「そろばんずく」開場 18:45 / 開演 19:00
11月17日(土)
「
「
11月24日(土)
「
「
11月25日(日)
「
「
12月1日(土)
「失楽園」開場 14:15 / 開演 14:30
「
12月2日(日)
「黒い家」開場 14:50 / 開演 15:05
「
12月8日(土)
「
「
12月9日(日)
「間宮兄弟」開場 15:00 / 開演 15:15
「サウスバウンド」開場 18:40 / 開演 18:55
12月15日(土)
「
「
12月16日(日)
「
「僕達急行 A列車で行こう」開場 18:40 / 開演 18:55
喫茶 宝石箱💎⋆⿻⌖𓈒*⑅𖠚ᐝ @housekibaco703
( ;∀;)ええ!シブがき隊の『ボーイズ&ガールズ』やるんだ!見たい!
宇多丸が森田芳光の28作品を語り尽くす、毎週土日にトーク付き上映会開催 - 映画ナタリー https://t.co/dyBz3gPAO1