ドラマ「乱反射」の制作発表会見が本日9月19日に東京・グランドハイアット東京で行われ、キャストの
第63回日本推理作家協会賞を受賞した原作小説「乱反射」は、ある事故で最愛の息子を失った夫婦が真相を追うミステリー。ドラマでは妻夫木が息子を亡くした新聞記者・加山聡、井上が加山の妻・光恵を演じる。「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石井裕也が監督を務めた。
貫井の小説を原作とした実写作品には「愚行録」に続いて2度目の参加となった妻夫木。「貫井さんの作品では命だとか、人としてだとか、罪だとか、いろんなものをひっくるめて自分が問われる」とし、「乱反射」の撮影を「自問自答しながら過ごす毎日でした。1日1日がとてもつらいというか、生きることの難しさを日々感じる印象深い撮影でした」と振り返る。井上は「石井監督をはじめとした心強いスタッフの皆さん、役者として信頼できる妻夫木さんがいて。あれこれ自分で考えるよりも悲しみ、苦しみといったいろんな感情のスイッチを押してもらえたような気がしました」と述懐。9月22日にテレビ朝日系で放送されることについては「1日の放送で終わってしまうのはもったいないよねとよく話してて。それだけ手応えを感じている作品。多くの方々に見届けていただけたらうれしいです」と語った。
本作で初共演を果たした妻夫木と井上だが、現場ではともにごく自然体のまま過ごせたそう。「初めて共演した感じがしなかった」という妻夫木は「真央ちゃんの懐の深さというか。お芝居でもまったく気を使わないでいれる夫婦の感覚になれました。それぐらい心を開いてくれる方」とコメント。井上は「最初はストイックなイメージがあったので、大事なシーンの前に携帯をいじってたら怒られるかな?とか考えたりしてたんですけど(笑)」と前置きしながら「これだけ気を使わない俳優さんは初めてと言っていいぐらいです」と共演の感想を明かした。MCから「熟年夫婦のよう」と形容された2人だが、初対面は日本アカデミー賞の授賞式だったそうで、プレゼンターを務める妻夫木が井上に賞を手渡す場面だったという。
貫井は石井の演出を「日常の幸せと突然降りかかった不幸のコントラスト」と説明。「特に、幸せなシーンは役者さんの技術というよりセンスが必要な気がしました。ご覧になるとわかるんですが、2人をパッと見ただけで家族の幸せが伝わってくるんです」と妻夫木と井上の演技を称賛した。また役作りの一環で朝日新聞社を見学した妻夫木は「朝日の方々がとても快く引き受けてくださって。会議の風景や取材の仕方、プライベートの細かい部分まで教えてくださり、すごく勉強になりましたね」と話した。
会見の後半には息子・翔太役の小岸洸琉くんも登壇。ひさしぶりの再会に井上は「やっぱり1年も経つと大きくなりますね。こんなに立派になって」と顔をほころばせながら洸琉くんの頭を撫でる。緊張して言葉が出ない様子の洸琉くんに妻夫木は「好きな食べものは?」と問いかけ、洸琉くんが「いちごです」と答える一幕も。現場では親子役の3人が一緒に過ごす時間も設けられ、3人で食事やピクニックもしたという。会見の最後には洸琉くんが2人に花束を手渡した。
メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」は、9月22日の22時15分から24時8分に、テレビ朝日系で放送。妻夫木と井上のほか芹澤興人、光石研、筒井真理子、梅沢昌代、田山涼成、北村有起哉、相楽樹がキャストに名を連ねた。
メ~テレ開局55周年記念ドラマ「乱反射」
テレビ朝日系 2018年9月22日(土)22:15~24:08
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ぶっきーと真央ちゃんの新ドラマ「乱反射」
いまTVで予告やっていて重い内容みたいだけど面白そうだし、キャストが剛さん繋がりのお二人でw違和感なく見ていられそう~(*´艸`)
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