「落語心中」岡田将生の誕プレは“死神”、山崎育三郎「座布団の上で踊りたくなる」

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ドラマ「昭和元禄落語心中」の取材会が本日9月12日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの岡田将生竜星涼大政絢篠井英介平田満山崎育三郎が出席した。

ドラマ「昭和元禄落語心中」取材会の様子。左から篠井英介、竜星涼、岡田将生、山崎育三郎、大政絢、平田満。

ドラマ「昭和元禄落語心中」取材会の様子。左から篠井英介、竜星涼、岡田将生、山崎育三郎、大政絢、平田満。

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「昭和元禄落語心中」1巻書影

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雲田はるこの同名マンガを原作に、昭和の落語界を描いた本作。物語は刑務所あがりの主人公・与太郎が“昭和最後の名人”と言われる八代目有楽亭八雲(菊比古)に弟子入りすることから始まる。岡田が八雲、竜星が与太郎を演じた。そのほか、みよ吉に大政、松田に篠井、七代目有楽亭八雲に平田、有楽亭助六(初太郎)に山崎が扮している。

左から竜星涼、岡田将生。

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劇中に落語のシーンが多く登場する本作。岡田は「落語は本当に難しくて。4月頃から少しづつ稽古を始めました。(落語監修の柳家)喬太郎師匠が『上手になってきたね』と言ってくださるたびに落語を好きになってくる。暑い中の着物は大変なんですが、スタッフ・キャスト一丸となっていいドラマを作ろうとしてます」と挨拶する。竜星は「やっと1話の撮影が落ち着いたところ。まだまだこれから闘いが待ってる。作品と自分が心中できるような熱のある役に出会えたと思います。この熱が皆さんに伝わればいいなと」と語った。

左から岡田将生、山崎育三郎。

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物語が長期間にわたって展開することから「大河ドラマのように若い頃から老けたところまで演じる。今日はちょうど中間です」と笑いを誘った篠井。そして「昭和は私や平田さんにとって青春の時代。ご年配の方にも懐かしく、愛おしく観ていただける作品だと思います」と続ける。この日の取材会は、翌日の撮影で使われる寄席のセットで行われた。「実は明日、この場で初めて落語のシーンを撮るんです。そのことで頭がいっぱい」と緊張気味の山崎。「普段はミュージカルでさわやかなプリンスと言われることもあるんですが。座布団の上でも踊りたくなっちゃう」と頬を緩ませながら、「このドラマの助六は自分と正反対。がさつで女好きで破天荒なキャラクター。自分としても全身全霊で臨んでます」と意気込んだ。

左から竜星涼、岡田将生、山崎育三郎、大政絢。

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劇中に登場する落語「死神」をもっともお気に入りの演目に挙げた岡田。「一番最初に習ったのが『死神』でして。衣装を着るとどんどん自分の『死神』になっていきますし、菊比古は『死神』と出会うことによって変わっていく」と噺への思い入れを明かす。先月の誕生日の際には「死神」という銘柄の日本酒をプレゼントされたそうで「まだ飲めてないんですが複雑な気持ちでした(笑)。この作品が終わったらみんなで飲めたらいいなと思います」と語った。

ドラマ「昭和元禄落語心中」は10月12日よりNHK総合にて放送スタート。羽原大介が脚本を手がけ、タナダユキ、清弘誠、小林達夫が演出に名を連ねた。ゆずが新曲「マボロシ」を主題歌として提供している。

ドラマ10「昭和元禄落語心中」

NHK総合 2018年10月12日(金)スタート 毎週金曜22:00~22:44

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小島昌之 @kojima_masayuki

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