ドラマ「昭和元禄落語心中」の取材会が本日9月12日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの
劇中に落語のシーンが多く登場する本作。岡田は「落語は本当に難しくて。4月頃から少しづつ稽古を始めました。(落語監修の柳家)喬太郎師匠が『上手になってきたね』と言ってくださるたびに落語を好きになってくる。暑い中の着物は大変なんですが、スタッフ・キャスト一丸となっていいドラマを作ろうとしてます」と挨拶する。竜星は「やっと1話の撮影が落ち着いたところ。まだまだこれから闘いが待ってる。作品と自分が心中できるような熱のある役に出会えたと思います。この熱が皆さんに伝わればいいなと」と語った。
物語が長期間にわたって展開することから「大河ドラマのように若い頃から老けたところまで演じる。今日はちょうど中間です」と笑いを誘った篠井。そして「昭和は私や平田さんにとって青春の時代。ご年配の方にも懐かしく、愛おしく観ていただける作品だと思います」と続ける。この日の取材会は、翌日の撮影で使われる寄席のセットで行われた。「実は明日、この場で初めて落語のシーンを撮るんです。そのことで頭がいっぱい」と緊張気味の山崎。「普段はミュージカルでさわやかなプリンスと言われることもあるんですが。座布団の上でも踊りたくなっちゃう」と頬を緩ませながら、「このドラマの助六は自分と正反対。がさつで女好きで破天荒なキャラクター。自分としても全身全霊で臨んでます」と意気込んだ。
劇中に登場する落語「死神」をもっともお気に入りの演目に挙げた岡田。「一番最初に習ったのが『死神』でして。衣装を着るとどんどん自分の『死神』になっていきますし、菊比古は『死神』と出会うことによって変わっていく」と噺への思い入れを明かす。先月の誕生日の際には「死神」という銘柄の日本酒をプレゼントされたそうで「まだ飲めてないんですが複雑な気持ちでした(笑)。この作品が終わったらみんなで飲めたらいいなと思います」と語った。
ドラマ「昭和元禄落語心中」は10月12日よりNHK総合にて放送スタート。羽原大介が脚本を手がけ、タナダユキ、清弘誠、小林達夫が演出に名を連ねた。ゆずが新曲「マボロシ」を主題歌として提供している。
ドラマ10「昭和元禄落語心中」
NHK総合 2018年10月12日(金)スタート 毎週金曜22:00~22:44
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- 昭和元禄落語心中 | NHK ドラマ10
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小島昌之 @kojima_masayuki
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