音に反応して人間を襲う“何か”により、人類が滅亡の危機に瀕した世界で暮らすアボット一家の姿を描いた本作。ブラントが主人公エヴリン、実生活でもブラントのパートナーであり、本作の監督でもある
トッド・ヘインズの「ワンダーストラック」にも出演したシモンズ。聴覚障害を持つ彼女は、耳の聞こえないアボット家の娘レーガンを演じた。映像には本編シーンのほか、シモンズが手話を使って周囲とコミュニケーションを取り撮影に臨む様子やインタビューに応じる姿などが収録されている。
シモンズは聴覚障害を持つ自身の経験をレーガンの役作りに生かしていったという。彼女は「ホラー映画は好きで、この作品も怖かったけど、脚本を読んでいると、レーガンを自分のことのように感じた。耳の聞こえない女の子として息苦しさを感じていて、どうやって家族となじめばいいか、家族に何ができるか、どんな手助けができるかわからないでいた。彼女が直面する多くの難題に共感することができた」と語る。
「ミリー(シモンズの愛称)を見つけたことは、この映画にとって指折りの素晴らしい出来事」とするクラシンスキーは、その理由を「彼女が聴覚障害や手話の経験や知識に対してオープンだったからだ。彼女は決して臆せず、レーガンならきっとこうするとか、こうコミュニケーションを取るはずだと、とても率直に語ってくれた」と説明。ブラントも「見事な表現をするミリーを目にするのは素晴らしいことだった。初めは少しシャイだったけど、すぐにこちらを圧倒するような演技をするようになったのよ」とシモンズを絶賛した。
「クワイエット・プレイス」は9月28日より全国ロードショー。
関連記事
エミリー・ブラントの映画作品
リンク
- 「クワイエット・プレイス」公式サイト
- 「クワイエット・プレイス」特別映像(ミリセント・シモンズ編)
- 「クワイエット・プレイス」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
tAk @mifu75
エミリー・ブラントも絶賛「クワイエット・プレイス」子役に焦点当てた映像解禁(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/VSEqFXJPlM