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本作は「VERSUS(ヴァーサス)」「ルパン三世」などで知られる北村と、「この世界の片隅に」のプロデュースを担当した真木がタッグを組んだシチュエーションスリラー。広大な山道で“何か”により銃撃の標的にされた大学生6人の恐怖が描かれ、2017年にはトロント国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、釜山国際映画祭へ出品された。
上映前の舞台挨拶では、北村の「血と爆音の祭典へようこそ!」という呼びかけに場内の期待が高まる。北村と長年の付き合いだという真木は「『この世界の片隅へ』という超感動作と180度違う作品になっています。邦題は『この絶望の中心で』ということで(笑)」とジョークを飛ばした。会場には多くのインフルエンサーが駆け付けたほか、ゲストとして
上映が終わると北村と真木に加えて、映画コメンテーターの
映画初主演の上戸彩や、まだ無名だった頃のルーク・エヴァンス、ブラッドリー・クーパーといった俳優を抜擢してきた北村。今回のオーディションにも、北村に発掘されることを期待した約1万2000通の応募があったという。「誰が生き残るかわからない映画にしたかった」「(合格者たちは)ある意味実力者。やっぱり輝いてた」と話す北村に対し、鶴田は「今話題の『カメラを止めるな!』の冒頭で監督(濱津隆之)が女優(秋山ゆずき)に向かって言うセリフを思い出す。この作品の中には、これから成り上がっていこうという役者たちの生き様が反映されている」と分析して「今年の前半は『カメラを止めるな!』を推していたけど、後半は絶対これ(『ダウンレンジ』)です!」と太鼓判を押した。
トークショーの間、寺田は本作をテーマにライブドローイングを行っていた。「ゴジラ FINAL WARS」で北村作品に参加し、北村に「アニキ」と言わしめる寺田。オオカミやスナイパーといった本作を象徴する存在を1つのイラストとして描き上げ、北村やゲストたちから「印刷して!」「初日プレゼントにしたい!」と称賛を浴びる。そして北村が「異国の地でがんばって作った自主映画なので皆さんの応援が不可欠です。よろしくお願いします!」と観客にアピールし、大盛況の中イベントは幕を閉じた。
「ダウンレンジ」は9月15日より東京・新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー。9月22日からは大阪・第七藝術劇場でも上映される。
※「ダウンレンジ」はR15+指定作品
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- 「ダウンレンジ」公式サイト
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