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柴崎友香の同名小説を映画化した本作では、大阪、東京、東北を舞台に瓜二つの顔を持つ亮平と麦(ばく)という2人の間で揺れ動く女性・朝子の姿が描かれる。東出が亮平と麦、唐田が朝子を演じた。
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された本作。東出は現地で受けた反応を「『この映画はホラーなのか?』と言われて。監督は『愛というのは一種の狂気だから、その狂気性が描かれていてホラーに映ったのなら光栄です』とおっしゃっていました」と振り返る。そして濱口は「ラブホラー的なね。ゴーストストーリーなのかとも言われて驚きがありました」とコメントした。
続いて、MCから女性陣へ「麦派か、亮平派か?」と質問がぶつけられる。唐田は「麦に惹かれる気持ちもわかるけど、ずっと一緒にはいてはいけない人。生涯をともにするなら亮平みたいな優しくて思いやりがあって……ね?」と山下や伊藤と顔を見合わせる。山下は「麦は危ないから、こっちの心も死んじゃいます。それは嫌ですよね……」と苦笑し、伊藤は「心身ともに安定がいいよね(笑)。不安定だと付き合えない!」と声を上げて観客を笑わせた。
女性陣の言葉を受けて、東出は「僕自身は完全に麦に近いと思いますね」と自らのタイプに言及。瀬戸が「ミステリアスで、カリスマ性があるところはでっくん(東出)と似ているよね。宇宙人的なところというか」と、渡辺が「危なっかしさがあるというか、どう出るかわからない感じは麦っぽさがある。いきなり関係ないことを言ったりするし(笑)。もっと知りたいなと思わせてくれる人」と評すると、東出は「よせやい! 変な汗が出てきました……」とこぼした。
イベントでは、柴崎がステージに上がって濱口と東出に花束を手渡す場面も。柴崎は「心をかき乱されるような素晴らしい映画が生まれてとてもうれしいです」と映画の感想を述べる。東出が「実は柴崎さんはこの作品に参加されていて」と明かした際には会場から驚きの声が上がり、瀬戸は「もう1回観なきゃですね!」と笑った。
「寝ても覚めても」は全国の劇場で上映中。
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