8人の男性が伝説のドラァグクイーンに変身、「ディヴァイン・ディーバ」本編映像

ドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったブラジル発ドキュメンタリー「ディヴァイン・ディーバ」の本編の一部映像が、YouTubeにて公開された。

1960年代にリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターで活躍したドラァグクイーン8人が再び集結し、デビュー50周年ライブを開催しようと奮闘する姿を捉えた本作。長い間ステージから遠ざかり高齢になった彼女たちが、軍事独裁政権下に置かれた過去のブラジルでいかにして表現の自由を勝ち取ったのか、歴史映像や写真を織り込みながら紐解いていく。ナイトクラブのオーナーの孫娘で女優でもあるレアンドラ・レアルが監督を務めた。

このたび公開された本編映像では、8人のドラァグクイーンたちが、男性の姿から女性装を施した姿へとそれぞれ変化していく。後半には、歳を重ねた8人が、50周年記念ステージで「イエス！ バナナがあるよ」と歌いパフォーマンスする様子も収められている。

「ディヴァイン・ディーバ」は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。