乃木坂46メンバーがアニメ「キミスイ」称賛、鈴村健一は「誰かの人生を変える作品」

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劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」に関する著名人のコメントが公開された。

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」ポスタービジュアル

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」ポスタービジュアル

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住野よるの小説をもとにした本作は、膵臓の病気を抱えた高校生・山内桜良と彼女の闘病日記を見つけた同級生“僕”の関係を描く作品。高杉真宙が“僕”、Lynnが桜良に声を当てた。

このたび到着したコメントは、同作の公開記念特番でナビゲーターを務めた乃木坂46高山一実松村沙友理、小説の装画を担当したイラストレーター・loundraw、オーディオドラマ版で“僕”を演じた鈴村健一の4名分。高山は「こらえてもこらえても涙が抑えられず、見終えた後は自分がこの世界に生まれてきた意味を考えさせられました」と感想を述べる。鈴村は「僕には人生の指針となる考え方を教えてくれたメンターとも言える『人』や『作品』との出会いがありました。きっと、この作品はたくさんの人達の新しい人生を変えるんだろうなぁと思っています」とつづった。

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」サウンドトラックのジャケット。

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なお本日8月29日に映画のサウンドトラックと、主題歌などを担当したsumikaの両A面シングル「ファンファーレ / 春夏秋冬」が発売された。世武裕子による劇伴などを収録したサウンドトラックのジャケットには、アニメーション制作を担当したスタジオヴォルンによる描き下ろしイラストが使用されている。

牛嶋新一郎が監督を務めた「君の膵臓をたべたい」は9月1日より全国ロードショー。

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(c)住野よる/双葉社 (c)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

高山一実 コメント

原作の世界観が、そのままイラスト・曲・キャラクターに反映されていて、とても美しかったです。
こらえてもこらえても涙が抑えられず、見終えた後は自分がこの世界に生まれてきた意味を考えさせられました。
ステキな作品に出会えたことを嬉しく思います。

松村沙友理 コメント

原作を読んだ時の感動がよみがえる素晴らしい作品でした。
桜良と「僕」の心情が繊細に描かれていて心が震えました。
sumikaさんの曲が作品に綺麗に寄り添っていて大好きになりました。
何度も涙が溢れて、見終わった後に優しい気持ちになれる作品です。
ぜひ、劇場でご覧ください!

loundraw コメント

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」を観た感想

君の膵臓をたべたい」がどういう物語なのか、原作の頃から知っているので、絶対に泣きたくないなと思って劇場アニメを見させていただきました。ですが中盤以降の展開に、やっぱりうるっときてしまって。それは原作のすごさだと思いますし、そしてアニメーションという映像の説得力かと思います。とても良い映画を見させていただいたという思いですね。

印象に残ったシーンや演出

アニメ制作のプロフェッショナルの皆さまが、とても自分の絵を大切にしてくれていると感じました。今作のキャラクターデザイン・総作画監督の岡(勇一)さんは、個人的にすごく好きな方なんです。劇場アニメという作品の中で、自分の絵をこういう風に解釈していただけたという点では、本当に嬉しかったですし、ありがたいことだなと思っています。

これから映画を観る人に向けたメッセージ

この作品は「僕」と桜良の関係を描いた、とても小さい世界の物語です。だからこそ細かな動きやセリフ、そんな一瞬に、キャラクターの変化や意味がこもっているので、目を離さずに2人を見てほしいなと思います。また原作から関わらせていただいた身としては、とても印象深いシーンもありましたので、是非皆さんも楽しみにしていただければと思います。

鈴村健一 コメント

この作品は誰かの人生を変える作品だと思います。
「生きるということは人と関わること」
そんな、難しくも尊い、でも当たりまえのことをもう一度思い出させてくれました。人と関わることはとてもエネルギーのいること。誰もが突然感じる孤独。僕も若い頃は一人で生きていきたいなんて人並みに悩んだこともありました。でも、苦労して誰かと関わり続ける中で自分が浮き彫りになる感覚。それこそが楽しいと思えたとき、新しい人生が開けた感覚があったなぁなんて思い出したりして。この作品からは、そんな若い頃の感覚と同じものを感じました。
僕には人生の指針となる考え方を教えてくれたメンターとも言える「人」や「作品」との出会いがありました。きっと、この作品はたくさんの人達の新しい人生を変えるんだろうなぁと思っています。
そして、もう一つ。
原作小説が大好きだという若者と話したことがありました。「どこが好きなの?」と聞いたところ「キュンキュンした!」と話していました。僕はこの言葉にドキッとしました。あまりに僕の捉え方とは違う感想。しかし、だからこそ、この作品は凄い作品だとも思いました。「生きる」というテーマを内包する作品は哲学性が前に出すぎて避けられてしまうこともあると思います。でも、この作品は、その哲学性を感じさせつつも娯楽作品として昇華しているのではないでしょうか。
どんな人でも触れることができる青春ドラマに、深い哲学性。
最高のエンターテインメントに一人でも多くの方々に触れてもらいたいと心から願っています。

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