劇場アニメ「
2000年から2001年にかけて発表されたOVAシリーズ「フリクリ」の続編となる本作。9月7日に封切られる「フリクリ オルタナ」に続き、9月28日に公開される「フリクリ プログレ」では、ハルハラ・ハル子がハルハ・ラハルとジンユという2人に分裂してしまうさまが描かれる。「私、幼稚園生ですからね」と前作「フリクリ」が自身が5歳のときの作品と語り、会場を驚かせる水瀬。「今、関わることができたのがうれしくて。愛される作品に参加できることに、すごく喜びを噛み締めてます」という水瀬の言葉に、福山は「僕はもうデビューしてたなあ(笑)」と苦笑いを浮かべるも「まさか今、同じ歳の役で共演するとはね。アニメの可能性ってすごいね、夢がありますね!」と観客の笑いを誘った。
水瀬は本作について「率直な感想としては、わからない(笑)。もうわからないことが正義なのかなって思うくらい」と一筋縄では理解できない魅力を明かす。「でも、なんかわかんないけどサイコーみたいな気持ちになる作品だなと。疑問に思いながらも怒涛の展開に振り回されるのが正しいと思います!」と続け、一方の福山は「楽しかったです。わかるわからないじゃなくて楽しかったですね」と述べる。そして「知ったかぶりで言うわけじゃないけど、なんかわかっちゃったものもある。頭を空っぽにして観ると『あ、なんかわかっちゃった』って思うかもしれませんね」と観客に伝えた。
自身のキャラクターに関して、水瀬は「見た目とか性格はクール。常にヘッドフォンをしていて、他者との関わりを遮断しているような。でも外の世界と自分を比べたりはしなくて、自分を持った芯の強い女の子です」と語る。また福山は「学ランを着てメガネをかけて、チャラけたところもあるけど熱血なところもある。僕をアニメキャラにしたらこんな感じかなという気はしますね」と井出交にシンパシーを感じた部分があったことを明かした。
最後に水瀬は「簡単にいうと中2な世界観。朝起きたら急にすごい力が芽生えてそうって思っちゃう謎の自信だったりとか、自分だけは特別な存在なんだとか、そういう自我みたいなものが、このお話のキー。リアルな青春群像劇として観ていただきたいです」とコメント。さらに福山は「『フリクリ』には僕が小中学生の頃、アニメをただただ楽しくて観ていたときの面白さがある気がして。自分がなんでアニメを好きになったのかを思い返させてくれました。このあとご覧になる皆さんも、いろんなことを思い返していただきつつ、僕がちょっとだけいいこと言ってたなってことも思い出していただけたら(笑)」と締めくくった。
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- 「フリクリ オルタナ」「フリクリ プログレ」公式サイト
- 「フリクリ オルタナ」「フリクリ プログレ」PV
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