ポルトガルのギマランイス、ポルト、ブラガ、ペニシェおよび静岡・浜松で撮影された本作は、18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台に3人の俳優が1人2役を演じるラブミステリー。「フタバから遠く離れて」「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」などで知られる
柄本は18世紀のポルトガルパートでは、ほとんどセリフもない日本人奴隷、21世紀の静岡・浜松パートでは、ブラジル系移民の労働者のクビを切るエリート会社員を演じ、浜松パートでは、英語セリフにも初挑戦している。さらに、ミゲル・ゴメス監督作「熱波」に出演したポルトガル人女優
柄本は「1人2役をやっているというよりは、時代も場所も違うので、2本の映画を同時に撮っているという感じでした」、中野は「プロットを読んだ時から、佑君の役ではなく、自分の役をやりたい、と思っていました。表現に幅があり、ある程度委ねられている部分があって、やりがいのある役だなと思いました」とそれぞれコメント。舩橋は「国も言語も社会制度も違う2つの時代を体験することにより、信じることとは何かをこの映画から考えて欲しいと思います」とメッセージを寄せた。
「ポルトの恋人たち~時の記憶」は、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかにて公開。
柄本佑 コメント
1部と2部で同じことが繰り返され、過去に植えた椿の種が巨木となって、恋人たち2人を助けてくれる。1人2役をやっているというよりは、時代も場所も違うので、2本の映画を同時に撮っているという感じでした。
中野裕太 コメント
プロットを読んだ時から、佑君の役ではなく、自分の役をやりたい、と思っていました。ポルトガル編の四郎役は狂言回し的で、佑君との友情の中で2人の恋愛の応援側に回る。現代編では、幸四郎が主役かと思いきや、また狂言回しに戻って、幽霊になる。表現に幅があり、ある程度委ねられている部分があって、やりがいのある役だなと思いました。
舩橋淳 コメント
18世紀ポルトガルと21世紀の日本。信じるべきものを失った時代に生きる人々の話を、両国で描いてみると面白いのではと思いました。国も言語も社会制度も違う2つの時代を体験することにより、信じることとは何かをこの映画から考えて欲しいと思います。
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