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7月6日に封切られた本作は、男子高生4人の友情と恋を描く青春ストーリー。佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星が仲良し4人組を演じ、恒松は彼らの同級生・まり役、山田はまりの兄・昌臣役で出演している。
まず飯塚が「僕から話すね」とマイクを握ると、恒松と山田は「はい!」とシンクロ。さっそく息ぴったりな2人の姿に飯塚は感激してみせる。台本を細かく書かず、本番直前にセリフを決めることが多々あったという本作。まりが兄に尻をたたかれるシーンも現場で決まったそうで、山田は「『お尻たたいてみて』と言われても女優さんだし気にしちゃうじゃないですか。でもそれじゃ駄目だと思って、バーンと(いきました)。本当に痛そうにしていたから申し訳ない」と頭を下げる。「音だけでしたよ!」とフォローする恒松に飯塚が「そこは『痛かったです!』でいいんじゃない?」とツッコむと、恒松は「でも山田さん気にしそうだし……」とぽつり。思わぬ一言を受け、山田は「そんなネチネチしてそうに見える!?」と爆笑していた。
実際に妹がいるという山田に対し、恒松は「現場でもみんなのお兄ちゃんみたいで。この方に身を任せれば大丈夫かなと思いながら演じました」と信頼をあらわに。すると山田は「男子メンツは4人とも知り合いだったけど、恒松さんとの距離をどう詰めたらいいかずっと考えていて。それでアプリで顔交換したんです」と述懐。恒松が身を前に乗り出しながら「この現場で一番面白かったことです!! 吉川愛ちゃんと私が山田さんの顔になって。(笑いすぎて)お腹痛くなりました!」と興奮する隣で、山田は「9個ぐらい年下の子と仲良くするにはアプリで顔交換するのがいいんだと、この現場で学びました」と冷静に振り返った。
また自身はポジティブだが、まりはネガティブな性格のため、撮影中は悩みすぎて苦しかったと吐露する恒松。「だから顔交換アプリが本当に楽しくて……」と再び力を込めて語り出し、「(吉川演じる)杏奈とのシーンも幸せな時間でした」としみじみ回想した。さらに、まりの登場シーンを中心とした未公開場面も上映され、飯塚は「恒松祐里ヒストリーでしたね。恒松がどんどんよくなっていく歴史が映ってた」と言って彼女の成長に目を細める。
終盤には観客へのプレゼント抽選会が実施された。恒松と山田が「デデデデデデ……」と効果音をまねし合いながらくじを引くたび、会場は和やかなムードに。最後は恒松が「苦しいときもありましたが、この役に出会うことができて役者としてすごく成長できました」と感謝を込めて挨拶。山田は4年前のクリスマスイブに初めて飯塚に会ったときのことを振り返り、「あるドラマのオーディションで、審査員席に監督と山田孝之さんがいてド緊張してしまって。泣きながら自転車こいで帰りました。この監督には二度と呼んでもらえないと思っていたのに今回 『山田くんで』と選んでもらえてうれしかったです。これからもご縁があるよう願ってがんばります!」と熱く誓った。
「虹色デイズ」は全国で上映中。
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