J・キャメロン製作「アリータ」原作者・木城ゆきとが「僕が見たかった映像だ」

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アリータ:バトル・エンジェル」の新画像が公開。原作者の木城ゆきと、脚本と製作を担当したジェームズ・キャメロン、監督のロバート・ロドリゲスのコメントが到着した。

「アリータ:バトル・エンジェル」(上段)と「銃夢」(下段)。

「アリータ:バトル・エンジェル」(上段)と「銃夢」(下段)。

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木城によるマンガ「銃夢」をもとにした本作は、スクラップの中から助けられたサイボーグの少女アリータが、自らの出生の秘密を知るためバトルを繰り広げるSFアクション。25年もの間、本作の映画化を望んできたキャメロンは「原作のマンガは斬新で想像力に富み、最先端を行っている」と語り、映画でのアリータのキャラクターについては「目は巨大で、顔はハート型、ボディもマンガ通りで、非の打ちどころがない」とコメントする。

また木城は、最新の予告編を観た感想を「最初は目が大きいので、びっくりしましたが、何シーンか見ているとすぐに気にならなくなり、水に沈む宇宙船を探検するシーンでの水に濡れたアリータは『かわいい!』と思うまでになりました。みなさんもすぐに好きになってくれると思います」と述べる。さらに木城は映画で描かれる世界観を「サイボーグボディの半透明描写や緻密なメカ、アイアン・シティのすさまじい情報量のロングショットなど、僕がマンガ原作やイラストで表現したくても出来なかったことを高度に描き出しているのを見て僕が思ったことは、“ありがとう! これが僕が30年前に見たかった映像だ!”というのと、“映画表現がうらやましい!”ということです」と絶賛した。

そしてロドリゲスは「脚本を読んでアリータやキャラクターたちへ親近感を覚え、全員に感情移入できた。絶対に忘れちゃいけないのは人間性だ」と、キャラクターの感情の重要性を訴える。またロドリゲスは「アリータはジェームズが生んだ(『ターミネーター』シリーズの)サラ・コナーや、(『エイリアン2』の)リプリーに似ているが、2人が徐々に戦士として目覚めていくのに対して、アリータは最初から戦士で、逆にあとから心を見つけ出していく。ジェームズはそこに興味を持ったし、僕も同じだ」と、キャメロンの過去作のヒロインとアリータを比較した。

「アリータ:バトル・エンジェル」は12月21日より全国でロードショー。

※記事初出時より公開日が2019年2月22日に変更となりました。

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(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation (c)Yukito Kishiro/Kodansha

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