海外ドラマ「GIRLS / ガールズ」で知られる
本作は、ダナムが「GIRLS / ガールズ」の監督に抜擢されるきっかけにもなった青春ドラマ。大学を卒業したあとニューヨークの実家に戻った主人公オーラの恋愛、家族との軋轢、友情、性生活などが赤裸々に描かれる。
3分間の冒頭映像には、ダナムのほかダナムの実母である写真家ローリー・シモンズや実妹のグレース・ダナムも登場。なお著名人が本作に寄せたコメントも以下に掲載したので、チェックしてみては。
「タイニー・ファニチャー」は、8月11日から東京のシアター・イメージフォーラムほかにてロードショー。
※スマートフォンでの視聴にはFlash対応のブラウザが必要です。
岩本ライラ(モデル)コメント
人はつらい時こそ誰か傍にいてほしい、そういうときほど孤独になりがちな気がします。
そんな憂鬱で退屈そうなガールズ達がなんだか懐かしくて共感する部分もあり、温かい気持ちになりました。
ずっとわくわくするような可愛くてポップな音楽も印象的でした。
安川有果(映画監督)コメント
うまくいかないことだらけだけど、諦めてもいないし、やさぐれてもいない。すべての瞬間に真っ直ぐ向き合うことができる彼女なら、この先もきっと大丈夫だろう。ここ数年で見た映画の中で、最も愛おしさを感じる主人公に出会えました。
小柳帝(ライター、編集者)コメント
「レディ・バード」にハマった人には、ぜひこの「タイニー・ファニチャー」も観て頂きたい!
この二作の様々な共通点から、私なりの視点で一つ挙げるとしたら、どちらの作品のタイトル・シークエンスも、デザイン・チーム「CHIPS」が制作していることでしょうか。実は、「レディ・バード」のあのタイトル・ロゴに、ブラックレター系のフォントを採用したのもこの「CHIPS」なのです!
そして、「CHIPS」のテディ・ブランクスは、「タイニー・ファニチャー」の音楽も手掛けた才人。その辺りのクリエイティブもお見逃しなく!
山内マリコ(作家)コメント
若者が自分の境遇や苦しみを、タイミングを逃さずに表現するのは難しい。
人はあっという間に年をとり、多くの青春は、リアルな作品に昇華する前に終わりを迎えてしまう。
「タイニー・ファニチャー」はそのハードルを胸を張って突破した稀有な作品だ。
「物語るに値しないことなんてなにもなかったんだ」と、勇気をくれる。
矢部太郎(カラテカ)コメント
面白くていい子が主人公で家族に出てもらって自分で作ってて面白くていい映画、そんな映画ってはじめてと思いました!
面白いもいいも好きという意味で、素晴らしかったです。
レナ・ダナムの映画作品
リンク
- 「タイニー・ファニチャー」公式サイト
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映画ナタリー @eiga_natalie
レナ・ダナム監督作「タイニー・ファニチャー」の冒頭3分を公開(コメントあり) #レナ・ダナム https://t.co/p6YkTvrQIj https://t.co/ZkHOEdKajC