長谷川博己×松永大司がオムニバス「アジア三面鏡」でタッグ、舞台はミャンマー

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オムニバス映画プロジェクト「アジア三面鏡2018:Journey」の主要キャストが発表され、長谷川博己らが参加するとわかった。

「碧朱」

「碧朱」

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国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭がプロデュースする「アジア三面鏡」は、日本を含むアジアの監督3名が、1つのテーマをもとにそれぞれ映画を共同製作するプロジェクト。第2回にあたる今回は、日本の松永大司、インドネシアのエドウィン、中国のデグナーが監督を務め、「旅」をテーマに他国のスタッフ・キャストと作品を作り上げる。

長谷川は、松永の監督作「碧朱(へきしゅ)」に主演。ミャンマーを舞台にした本作は、ヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人商社マンが人々と交流するさまや、民主化して間もない街の進化と喪失を描く。ヒロインを務めるのは、ミャンマーの現役大学生である新人ナンダーミャットアン。

「海」

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そしてデグナーの監督作「海」は、まったく性格の違う母娘が中国・北京から海を目指すロードムービー。喧嘩しながら旅を続ける2人の姿から、親子の問題や中国特有の人間関係が浮き彫りになっていく。主演は「王妃の紋章」のチェン・ジンと「私たち」のゴン・チェ。

「第三の変数」

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エドウィンの監督作「第三の変数」ではインドネシア人夫婦が、旅先の東京で出会った不思議な男性から、奇妙で官能的なアドバイスを受ける姿がつづられる。3作品共通のキャストでもあるニコラス・サプットゥラのほか、アグニ・プラティスタ、オカ・アンタラが出演する。

なお一部キャストのコメントは以下に掲載中だ。

「アジア三面鏡2018:Journey」は、10月25日から11月3日にかけて開催される第31回東京国際映画祭内でワールドプレミアを実施。その後、11月9日から15日に東京・新宿ピカデリーほかで劇場公開される。またシリーズ第1弾「アジア三面鏡 2016:リフレクションズ」も、10月12日から18日にかけて新宿ピカデリーほかでスクリーンにかけられる。

ナンダーミャットアン コメント

「アジア三面鏡」は、私にとって初めての外国映画への参加となり、映画製作において多くを学びました。現場の皆さんは時間を厳守し、また撮影前の企画段階からきちんと取り組まれるので、大変感心いたしました。

チェン・ジン コメント

近年、中国映画やアジア映画は目覚しい発展を遂げてまいりました。アジア各国からの製作陣が集まり合作が数多く作られていますが、このような国を跨いだ共同制作は参加者が直接コミュニケーションを取り合い、協力し合うことでお互いを補完し、それが各国作品のレベルアップに還元されます。女優としては今後、アジア中の秀でた監督や俳優と協力する機会を得、試行錯誤し、観客によりたくさんの秀作をお届けできることを願います。最後に、「アジア三面鏡」が東京国際映画祭で輝かしいプレミアを迎えられるようお祈りいたします!

ゴン・チェ コメント

この度「アジア三面鏡」に出演する機会を得たことをとても嬉しく思っています。『海』はとても素晴らしい作品で、この映画への出演は私の成長の過程における重要な出来事でした。敬愛する監督や俳優たちと知り合うことができただけでなく、家族関係というものをもっと大人の目線から理解できるようになり、家族愛の大切さをさらに深く感じるようになりました。本作のような家庭を描く映画が、より広く上映され、より多くの人々に日常のさまざまな感情を喚起し、理解し考えるきっかけとなることを期待しております。

ニコラス・サプットゥラ コメント

「アジア三面鏡 2018:Journey」に出演させていただき大変光栄に思います。さまざまな監督とご一緒出来るだけでなく、アジア各国の役者、スタッフ、制作会社の皆さんのことを知ることができ、とても素晴らしい経験となりました。

アグニ・プラティスタ コメント

「第三の変数」への出演は私にとって大変素晴らしい機会となりました。さまざまな課題が立ちはだかりましたが、100%の力を込め、お互いに支え合うことのできる完璧なチームと仕事ができました。これ以上のことは望めません。

オカ・アンタラ コメント

このたび「アジア三面鏡」の皆さんと一緒に仕事できたことに感謝しています。作品は異色のストーリーゆえ、今までにないレベルのチャレンジとなりましたが、他国のスタッフ・キャストを交えた多言語の現場は常に楽しいものです。この作品に参加できたことを誇りに思っています。

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