90年代の香港映画を堪能「欲望の翼」「メイド・イン・ホンコン」リマスター版上映

「香港映画90'sゴールデン・エイジ」と題された2本立て上映が7月21日から27日にかけて、東京・早稲田松竹で行われる。

これは、1990年に製作された「欲望の翼」、1997年に製作された「メイド・イン・ホンコン／香港製造」のリマスター版を2本立てで上映する企画。ウォン・カーウァイがメガホンを取った群像劇「欲望の翼」では、1960年代の香港を舞台に、若者たちが織りなす恋愛模様が描かれる。レスリー・チャン、マギー・チャン、トニー・レオン、カリーナ・ラウ、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュンがキャストに名を連ね、撮影は「恋する惑星」「ブエノスアイレス」「花様年華」でもカーウァイとタッグを組んだクリストファー・ドイルが担当した。

フルーツ・チャンが監督、アンディ・ラウが製作総指揮を務めた青春映画「メイド・イン・ホンコン／香港製造」は、中国返還を目前に控えた香港を舞台に少年少女たちの生態を描いた作品。第17回香港電影金像奨では最優秀作品賞、最優秀監督賞に輝き、本作で銀幕デビューを飾ったサム・リーは最優秀新人賞を受賞した。スケジュールの詳細は劇場の公式サイトで確認してほしい。

香港映画90'sゴールデン・エイジ

2018年7月21日（土）～27日（金）東京都 早稲田松竹
＜上映作品＞
「欲望の翼（デジタルリマスター版）」
「メイド・イン・ホンコン／香港製造（4K レストア・デジタル・リマスター版）」
料金：一般 1300円 / 学生 1100円 / シニア、小学生 900円