リチャード・ギアが自称フィクサー演じるブラックコメディ公開、S・ブシェミも出演

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リチャード・ギア主演作「Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer」が、「嘘はフィクサーのはじまり」の邦題で公開される。

「嘘はフィクサーのはじまり」

「嘘はフィクサーのはじまり」

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「ボーフォート レバノンからの撤退」でベルリン国際映画祭の監督賞、「フットノート」でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞したヨセフ・シダーがメガホンを取った本作は、厄介事を引き受けまくる自称フィクサーをギアが怪演するブラックコメディ。主人公ノーマンは、ニューヨークを牛耳るユダヤ人社会に食い込むため、嘘を積み重ねて人脈を広げてきた。ある日、彼はイスラエルのカリスマ政治家エシェルに偶然を装って接近。首相に就任したエシェルと再会を果たしたノーマンは、“首相のお墨付き”を武器に超大物たちの間で暗躍するが、過度の忖度によって国際紛争に発展しそうな事態を招いてしまう。

ノーマンを翻弄するエシェルを「運命は踊る」のリオール・アシュケナージが演じるほか、「パッセンジャー」のマイケル・シーン、「ファーゴ」のスティーヴ・ブシェミ、「ニンフォマニアック」のシャルロット・ゲンズブール、「美女と野獣」のダン・スティーヴンスが脇を固める。リオ五輪閉会式での「君が代」のアレンジを手がけた三宅純が音楽を担当した。

「嘘はフィクサーのはじまり」は、10月から東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。

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