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キャリアも経済力も手にした独身女性・真紀子と、若くして家庭に入ったものの自身の将来を見失った葵が出会い、それぞれの人生を見つめ直していく本作。久本が真紀子、板野が葵を演じた。
芸能生活35周年にして映画初主演を果たした久本は「初主演はもちろんうれしいですし、かわいらしくて大好きなともちゃんと一緒に出られるなんて最高のスタートです」と喜びを語る。それを受け板野は「久本さんは大先輩なので、ダブル主演なんて恐れ多いなという気持ちもありました。でもご一緒させていただいたら、本当に気さくな方でした。裏でも楽しい話をたくさんしてくださったり、監督にツッコんでくださったり(笑)」と笑顔で回想する。
現場を振り返る中で久本は、畑を「ずっとかばんを斜めにかけたまま撮影してましたけど、そんなに大事なものが入っていたんですか? 遺骨とか?」といじって笑いを誘う。本作で商業映画初監督を務めた畑は「初日は『用意、スタート!』って言ったあと、なんて言ったらいいかわからなくなってしまったんです。『カット』という言葉が飛んでしまって、長回ししちゃった」と告白する。それに驚愕した久本は「 ……この映画、大丈夫ですか!?」と大げさに心配してみせ、板野は「それだけ撮影に集中してたってことでいいですか?」とフォローの言葉をかけた。
A型、蟹座、身長154cmなど、共通点の多い久本と板野。自分にはない相手の長所を聞かれると、久本は「ともちゃんは私に足りないもの全部持ってるもん。かわいいし、スタイルいいし、性格も芯があるし。強いて言うなら、私が勝ってるのは歯茎の長さ」と自虐的に笑いを取る。対する板野が「久本さんは大御所の方なのに、いつも配慮してくださる。その気配りは本当にさすがだなと思います。私もこんな素敵な女性になれるようがんばりたい」と言うと、久本は「台本通りに言ってくれてありがとう!」と照れ隠しするかのように口を挟む。また板野から「久本さんの脚は、まるで17歳くらいの脚ですよね」と美脚を褒められると、未婚の久本は「脚と戸籍はきれいだから!」と返して爆笑を起こした。
最後に、7月3日に27歳の誕生日を迎えた板野と、7月9日に還暦となる久本を、サプライズケーキで祝福。本作での共演に続く2人の“2度目の共同作業”となるケーキ入刀を行ったのち、久本は「この作品のような素敵な映画を、これからはシニア料金で観れる!」と元気にコメントした。
「イマジネーションゲーム」は、7月28日より東京のシネ・リーブル池袋ほか全国で順次ロードショー。
※動画は現在非公開です。
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「イマジネーションゲーム」久本雅美、板野友美に勝っているのは「歯茎の長さ」(写真14枚) #板野友美 https://t.co/0QJFBNDUeg https://t.co/InIlz8N9Qt