草刈正雄がペンギンポーズ披露、「皇帝ペンギン」公開ナレーション収録

4

164

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 61 97
  • 6 シェア

本日7月2日、「皇帝ペンギン ただいま」の公開ナレーション収録が東京都内のスタジオで行われ、日本語版ナレーションを担当した草刈正雄が出席した。

「皇帝ペンギン ただいま」公開ナレーション収録をする草刈正雄。

「皇帝ペンギン ただいま」公開ナレーション収録をする草刈正雄。

大きなサイズで見る(全9件)

「皇帝ペンギン ただいま」ポスタービジュアル

「皇帝ペンギン ただいま」ポスタービジュアル[拡大]

第78回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞に輝いた「皇帝ペンギン」の続編にあたる本作は、マイナス40℃の南極大陸で暮らすペンギンの生態を、ドローンや4Kカメラを駆使して撮影したドキュメンタリー。前作に引き続きリュック・ジャケが監督を務めた。

ナレーション収録をする草刈正雄。

ナレーション収録をする草刈正雄。[拡大]

「動物の中でペンギンがベストワン」と言う草刈は、モニターに映されたペンギンの映像ににっこりと笑みを浮かべる。ナレーション収録が始まると一転し、真剣な表情でペンギン親子の別れのシーンに「何度かお辞儀を交わし、鳴き声を上げ母親は2羽のもとを去る。家族が再会することは二度とないだろう」「こうして、経験豊かな皇帝は我が子に別れを告げ、静かに、そしてひっそりと最後の旅に出る」といった言葉を乗せた。

その後の囲み取材で草刈は「読んでいて嗚咽が止まらなかった。何度もストップしてしまいました」と収録時を回想。本作の感想について尋ねられると「本当に感動的な画に仕上がっていますし、親子のドラマになっています。人間もペンギンも親子愛という点では一緒ですね」としみじみ語った。

草刈正雄

草刈正雄[拡大]

日本映画として初の南極ロケを行った深作欣二監督作「復活の日」の主演を務めた草刈。当時のことを聞かれると「40年前ですか。当時はなかなか一般の人が行けるところではなかったですから、いまだに印象深いですね」と振り返り、「第一印象は『暖かい』。昼間はTシャツでもいられるくらいだったんですが、風が吹くと気温がぐっと落ちて寒暖差がすごいんです」と述懐する。しかし、もう1度行きたいかという質問には「もういいです」とはっきり答え、「行くまでが大変なんですよ。荒れた海を船で進んで行かなくてはならないので、揺れがひどくて。吐いちゃうからベッドから立ち上がれませんでした(笑)」と当時の苦労を語った。

ぺんたのぬいぐるみを持つリュック・ジャケ(右)と草刈正雄(左)。

ぺんたのぬいぐるみを持つリュック・ジャケ(右)と草刈正雄(左)。[拡大]

ペンギンのポーズをする草刈正雄。

ペンギンのポーズをする草刈正雄。[拡大]

フォトセッションには、来日中のジャケも出席。草刈に感謝を伝えながら握手を交わし、公式キャラクター・ぺんたのぬいぐるみを抱きながら写真撮影に応じた。また、ペンギンのポーズをリクエストされた草刈は、かわいい表情で気をつけをするというサービス精神を見せ、スタジオを和ませた。

「皇帝ペンギン ただいま」は、8月25日より東京・YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

この記事の画像(全9件)

(c)BONNE PIOCHE CINEMA - PAPRIKA FILMS - 2016 - Photo : (c)Daisy Gilardini

読者の反応

  • 4

yanbo @yanbo_oioi

草刈正雄がペンギンポーズ披露、「皇帝ペンギン」公開ナレーション収録 - 映画ナタリー https://t.co/y7LQU2QDWj

コメントを読む(4件)

関連記事

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 皇帝ペンギン ただいま / 草刈正雄 / リュック・ジャケ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。