負けっぱなしボクサーが娘のために大勝負「負け犬の美学」公開

「アメリ」のマチュー・カソヴィッツ主演作「SPARRING」が、「負け犬の美学」の邦題で10月12日に公開される。

40代半ばの盛りを過ぎたボクサー・スティーブを主人公とする本作。たまに声のかかる試合とアルバイトで家族を養っていたスティーブは、パリの学校に通いたいという夢を抱く娘のため、誰もが敬遠していた欧州チャンピオン・タレクのスパーリングパートナーを引き受けることに。無事パートナーをやり遂げたスティーブはタレクからある提案を持ちかけられ、最後の大勝負に打って出る。スティーブをカソヴィッツが演じるほか、タレクに元WBA世界スーパーライト級王者のソレイマヌ・ムバイエ、スティーブの娘オロールにビリー・ブレインが扮し、サミュエル・ジュイが監督を務めた。

「負け犬の美学」は東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次ロードショー。