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この日のイベントでは、長瀬と本木が劇場入り口で空色の大入り袋をサプライズ配布。入場列に並んだ観客は、2人の出迎えに黄色い悲鳴を上げて喜ぶ。長瀬は1人ひとりに「ありがとうございます!」と感謝を伝えながら大入り袋を手渡した。
その後の舞台挨拶で「大入り袋を手渡したときに、お客さんが笑顔になるのにキュンとしますね」と感想を述べる長瀬。舞台挨拶からの参加となったフジオカが「僕がもうちょっと早く来れば長瀬さんからもらえたんですね……」と悔しげに話すと、長瀬は「一緒に配ろうよ!」とすかさず返し、観客の笑いを誘った。
熱い感想が多く寄せられるという本作の反応を受けて長瀬は、「ありがたい限りです。そういうお言葉をいただけたときに、やっててよかったなって思える」としみじみ語る。「自分の周りでも『タイヤが空飛ぶ話かと思ったら泣いちゃった』って感想が」と冗談を飛ばしたフジオカは、「いろんな状況があるけど芯を貫くという登場人物たちの姿勢に『がんばろうって思った』という声をいただいて、光栄でした」とコメントした。
トレーラーの脱輪事故を巡る大手自動車メーカーの不正をテーマにした本作。自社の無実を証明しようとする運送会社の社長・赤松徳郎を演じた長瀬は「自分の中では新境地という感覚はなく、どうしたら作品のプラスになれるかということしか考えていませんでした」と述懐する。赤松と対立するホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太に扮したフジオカは「長瀬さんイコール赤松社長だなって、横で見ていて感じました」と長瀬に伝え、「エリートサラリーマンの役柄をいただいたときは意外だったんですけど、信念の車線変更を繰り返している沢田というキャラクターを演じてみて、すごく人間らしいなって思うようになりました」と吐露。本木は「自分の犯した罪ではないことで責められる赤松社長は、長瀬さんが演じることで『がんばれ赤松』と思えるようになっている。組織の中で良心と野心の間で揺れ動くディーンさんの役は、サラリーマンの友人から『この映画は沢田がいるから新鮮』だと感想をもらいました」と語った。
「空飛ぶタイヤ」は 、全国で公開中。
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- 「空飛ぶタイヤ」公式サイト
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Muito_Ben @BenMuito
一言申し上げておくと、本木克英監督作品では去年公開の「空飛ぶタイヤ」でも大ヒット御礼舞台挨拶の時に主演の長瀬智也さんと本木監督とがサプライズで入場者に大入り袋の配布を行っています。監督がこういうことをされるのがお好きなのかも。
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