「
思い通りの生き方ができずにいる元アイドルの沙織と、自分が人間であり沙織の恋人だと思い込むロシアンブルーの猫・良男が、自分らしく生きる術を見つけていくさまを描く本作。沢尻が沙織、吉沢亮が擬人化されたパートでの良男を演じる。
1200人が駆け付け満席となった会場。グッチのドレスをまとった沢尻が姿を現すと、割れんばかりの拍手と歓声が鳴り響いた。沢尻は「この映画がきっかけで良男を引き取って、家ではグリグリと呼んでいます。もともと犬を2匹飼っていたところに猫が1匹来て、本当ににぎやかな家になって楽しく過ごしてます」とうれしそうに吐露。劇中には良男役の吉沢と触れ合うシーンが多く含まれており、恥ずかしかったかどうかを聞かれると「ちょっと恥ずかしかったです(笑)。あまりにも近いので最初はすごく照れくさかったんですけど、吉沢さんが本当に猫っぽく演じてくれたので、猫だと思ってかわいがりました」と振り返った。
犬童は「一緒に観たかったです。こんなに大きなスクリーンで観れることはもうないと思うので」と観客に思いを伝える。また猫を2匹飼っていることを明かし、「ロシアンブルーの良男の演技に対して、家で飼っている猫の動きや性格を吉沢さんに伝えました」と撮影を回想した。
今後、中国への進出を考えているか質問された沢尻は「正直したいです! 中国映画はスケールも大きいし、観ていて本当にすごいなあと思うことがたくさんありますので」と率直にコメント。「(中国映画に出演するときは)中国語を勉強したいと思います」と笑顔で続けた。
「猫は抱くもの」は、明日6月23日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
関連記事
沢尻エリカの映画作品
リンク
- 「猫は抱くもの」公式サイト
- 「猫は抱くもの」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
至ってやる気は無いコロ助 @nafcopank
「猫は抱くもの」沢尻エリカが上海映画祭に参加、中国進出は「正直したい!」 - 映画ナタリー https://t.co/F7BIdHSGZr