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本作はキム・コッピ演じるヒロイン、ソンの憧れる人物になりきり、名前すら捨て10年間彼女を見守り続けた男3人の恋の顛末を描くラブストーリー。池松は尾崎豊になりきる男に扮し、ブラッド・ピットになりきる男を満島真之介、坂本龍馬になりきる男を大倉孝二が演じた。
池松と松居は6月19日に行われた、GALA部門の公式上映にて舞台挨拶とティーチインに登壇。会場となったSFC Shanghai Cinema Hall 1には1200人を超える観客が来場した。割れんばかりの歓声で迎えられると、池松は「今日はお越しいただきありがとうございます。僕が伝えたいことは映画に込めたので、特に言いたいことはないのですが、上海ガニを食べさせてくれるということで上海まで来ました(笑)」とマイペースなコメントで笑いを誘う。
作品について、松居は「この映画を作るのに7年間かかったのですが、いわゆる人を好きになって、相手も好きになるという、当たり前の愛ではない愛の形を描きたかった」と解説。また「チャレンジしたことは?」と問われた池松が「人の髪の毛を食べたこと。それが一番キツかった」と答え、会場を沸かせる場面も。
ティーチインでは劇中でキャストが歌う尾崎の「僕が僕であるために」に関する質問が。松居は「この映画は“君が好きだと気付く以前の気持ち”を大事にしたいと思って作りました」と話し、「『僕が僕であるために』は尾崎豊が愛情のあり方を歌っているような曲だと思っていますので、それを彼らに歌っていただきました」と答えた。
「君が君で君だ」は7月7日より東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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