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犬童はまず中国語で挨拶し、観客から温かい拍手を浴びる。続けて「2年前『つむぐもの』が出品されたときの映画館よりも大きなところでたくさんの方に観ていただけてうれしいです」と喜びをあらわにした。作品のテーマについては「前の作品は生きることと死ぬことがテーマで、今回はさらにそれに愛が加わって、それがひとつの大きなテーマになっています」と語る。
本作にて、新人ながら主演に抜擢された金井は「全部の時間を立花明海という人間として生きていました。自分自身と役柄との間に境はなくなったように演じていたので、忘れられないかけがえのない時間になりました」と回想。思い入れのある場面を聞かれた池脇は安藤との共演シーンを挙げ、「柔らかく見送ってあげたい気持ちと、でも本当は揺さぶって抱きしめて生き返らせたい気持ちがぶつかりました」と声を詰まらせた。
イベントにてひときわ大きな歓声を浴びた安藤。観客から「今まで演じた役柄は死ぬことが多かったですが……」という前置き付きで、余命宣告される裕二をどのように演じたか尋ねられると「自分が演じる役の死亡率の高さに驚いていますが、またいつ自分が死ぬかと思いながら演じたりしています(笑)。でも今回はがんばって生きる役で、今まで演じてきたキャラクターとは違います」と回答した。
「きらきら眼鏡」は9月7日より千葉・TOHOシネマズ ららぽーと船橋で先行ロードショー。9月15日より東京・有楽町スバル座ほか全国で順次公開となる。
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- 「きらきら眼鏡」公式サイト
- 「きらきら眼鏡」予告編
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竹澤収穫(映画と古本と、あと何か) @gadget9007
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