細田守、アヌシー映画祭で「未来のミライ」盛況に手応え「素晴らしくいい反応」

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フランス現地時間6月11日、アヌシー国際アニメーション映画祭が開幕。翌12日に「未来のミライ」が上映され、監督の細田守が舞台挨拶に登壇した。

アヌシー国際アニメーション映画祭の舞台挨拶に登壇した細田守。

アヌシー国際アニメーション映画祭の舞台挨拶に登壇した細田守。

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現地のファンと交流する細田守(左)。

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同映画祭の長編コンペティション部門に出品されている「未来のミライ」は、4歳の男児くんちゃんと未来からやってきた妹ミライちゃんという不思議な“きょうだい”の物語を描く長編アニメーション。映画祭初日に現地入りした細田は、会場に着くと大勢の熱心なファンに囲まれ熱い歓迎を受けた。

アヌシー国際アニメーション映画祭の舞台挨拶の様子。

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「未来のミライ」の公式上映は期間中6回実施されるが、すべてのチケットが早々にソールドアウト。12日に映画祭のメイン会場ボリュー・グラン・サルで行われた上映では、950名の観客が会場を埋め尽くした。上映に先立ち、細田は「『未来のミライ』は兄妹の話ですが、世界の映画の中でも4歳の男の子が主人公という作品はそうないでしょう。子供だけでなく、かつて4歳の子供だった人にも昔を思い出しながら観ていただけたら、きっと楽しめるのではないでしょうか」と作品を紹介。上映が始まると山下達郎のオープニングテーマに合わせて手拍子が起こるなど、映画と観客が一体化して盛り上がった。

「未来のミライ」ビジュアル

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細田は「11年前に『時をかける少女』が初めてコンペティションで上映されて、そのあとの『サマーウォーズ』以来のアヌシーでした」と再び戻って来られたことへの喜びをにじませ、「(ボリュー・グラン・サルは)改めて大きな会場だなと思いました。そこにたくさんのお客さんがいらして、上映後にはとても大きな歓声と拍手をいただけました。上映中の反応もすごくよく、笑いもたくさん起きて。素晴らしくいい反応で、本当にうれしかったですね」と手応えを感じた様子で感想を述べた。なおアヌシー国際アニメーション映画祭の授賞式は現地時間6月16日に行われる。

「未来のミライ」は7月20日より全国ロードショー。

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(c)2018スタジオ地図

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(福) @dakkokko

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