「無伴奏」の
フランスの写真家アンリ・マッケローニと彼の愛人の関係から着想を得た本作は、新進気鋭の写真家・春馬と美術館キュレーター・怜が撮影を通じて惹かれ合っていくさまを描くもの。春馬を
公開された写真には、暗室や夜のらせん階段にいる春馬と怜が写し出された。矢崎監督作への出演は「ストロベリーショートケイクス」以来となる安藤。本作について「思い悩み、気持ちを伝えられずにもどかしさを抱える春馬の姿は、監督そのもの。また、監督の綺麗な心が、映像美となって表れていると思います」とコメントする。矢崎は「また安藤さんの纏う空気を映し撮れる日々は、幸せでした」と述懐した。
「スティルライフオブメモリーズ」は7月21日より、東京・新宿K's cinemaほか全国で順次公開される。
※「スティルライフオブメモリーズ」はR18+指定作品
安藤政信 コメント
僕が演じた春馬という役は、写真家です。
普段、自分も役者として被写体になることもあれば、写真家として撮影する側になることもある。
どちらのときも常に意識しているのは、相手との“距離”です。
特に自分が写真を撮るときには、被写体とどう距離を保っていくかを考えているので、春馬の“心の揺らぎ”には、同じ写真家としてとても共感しました。
僕は矢崎監督の作品はすべて、監督の分身だと思っています。
「
また、監督の綺麗な心が、映像美となって表れていると思います。
そして何より、矢崎監督の魅力は、作品に対する「この映画を成立させたい」という強い気持ち。
だから僕も撮影中、監督の心が高揚するために自分はどう在るべきかを常に考えていました。
ぜひ劇場で体感していただきたいと思っています。
矢崎仁司 コメント
安藤さんから、こんな素敵なコメントをもらうと、何も言えないよ。
「ストロベリーショートケイクス」以来の再会で、また安藤さんの纏う空気を映し撮れる日々は、幸せでした。私の大好きな俳優は、みんな濡れていたし、濡れた男は美しい。
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