「チーズ・イン・ザ・トラップ」パク・ヘジン来日、日本語で「付き合ってくれ！」

本日6月6日「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」の公開記念舞台挨拶が東京・めぐろパーシモンホールにて開催され、主演のパク・ヘジンが登壇した。

韓国で累計11億ページビューを記録したWebマンガをキム・ジェヨンが映画化した本作は、ルックスも中身も完璧だが本性を隠している先輩ユ・ジョンと、平凡な女子大生ホン・ソルのスリリングな恋を描く物語。2016年に韓国で放送されたドラマ版でもパク・ヘジンがユ・ジョンを演じた。

大きな歓声に迎えられ客席の通路から現れたパク・ヘジンは、日本語で「おひさしぶりです」と挨拶し「これほど大勢の方が来てくださるとは思っていませんでした。あがり症ではないんですが緊張しています」と述べる。役柄について尋ねられると「2面性があって内面の魅力がなかなか見えないキャラクター」とコメントし、「ユ・ジョンは好きな人には正直に自分の気持ちを表現していましたが、僕はそういったことが下手なんです」と明かした。

ファンから募ったメッセージに回答するコーナーでは、劇中での好きなセリフを言ってほしいというリクエストが。ホン・ソルへ向けた「僕と付き合ってくれる？」というセリフを実際に披露したパク・ヘジンは「一番テイクを重ねて撮ったシーンという意味で記憶に残っています」と語り、司会者から日本語での発音を教えられると、大きな声で「付き合ってくれ！」と日本語で叫びファンを喜ばせた。また「日本の好きな映画や俳優は？」という質問には「今話題の是枝裕和監督の作品などを以前はよく観ていました。俳優では、その人にしかない存在感を持っている人に惹かれるので、渡部篤郎さん、阿部寛さん、加瀬亮さんなどが好きです」と答えた。

最後に「客席を明るくしてくれますか？」とお願いをしたパク・ヘジンは、1人ひとりの顔を見渡しながら感謝を述べ、サインボールを投げる、プレゼントを手渡しするなどファンとの交流を楽しみ、会場をあとにした。

「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」は、7月14日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋でロードショー。