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池井戸潤の同名小説を実写化した本作は、トレーラーの脱輪事故を巡る大手自動車メーカーの不正をテーマにした作品。長瀬は事故において整備不良を疑われる運輸会社の社長・赤松徳郎に扮する。登壇した長瀬が自身の役について「ここまで苦悩が続く役は初めて」と語ると、本木から「その苦悩する姿が非常に美しかった」と賛辞を贈られた。
イベントでは、6月1日が「ねじの日」であることにちなみ、ねじ生産量日本一を誇る東大阪市の中小企業チームと登壇者でねじを使ったゲームが行われた。“ねじビルド対決”と名付けられたこのゲームは、1分間のうちにさまざまなねじをどれだけ高く積めるかを競うもので、勝者は30秒間のアピールタイムを獲得できる。長瀬、本木は観客の声援を受けながら懸命に取り組むも、慣れた手付きで高く積み上げた中小企業チームに敗れてしまう。長瀬は「空気読んでくださいよ!」と冗談交じりに野次を飛ばし、「東大阪には『空飛ぶタイヤ』に出てくるような中小企業がたくさんあるんでしょうね。ねじビルド、練習しておきます! 次は負けません!」と闘志を燃やした。
最後に長瀬は「今の現代社会で起こりうるストーリーだと思います。どんな方たちにも共感できるようなエピソードでもあります」と本作をアピール。続けて「社会で闘っている方たち、それから、これから社会に向かう若者たちにも、ぜひ観ていただきたいと思います。そして池井戸作品の醍醐味を感じていただければと思います」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「空飛ぶタイヤ」は6月15日より全国でロードショー。
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