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自動車競技・ラリーに挑む若者たちの姿を描く本作について、羽住は「熱い映画ができたので、続きが観たいなって……」と続編製作への期待を明かす。すると天才ラリードライバー・檜山直純役の新田が「付いて行きます! 来年のスケジュール空けといていいですか?」と食い気味に反応したほか、羽住に「やりたい人?」と聞かれたキャストたちは全員即座に挙手。直純の兄であるメカニック担当・篤洋役の東出も「もちろんやりたい! メカニックが大好きになったし、けっこう勉強したもんね。1回で終わっちゃうのは寂しい」と同じくメカニック・増田順平役の町田に同意を求めた。
ライバルチームのドライバー・新海彰役の北村は、「真剣佑がライバル役と聞いてゾッとした。勝てるわけないじゃん!って」と告白。北九州ロケの期間中は体作りのため、新田から強引に誘われ現地のジムに入会したそうで「北九州ですよ? 1カ月分のお金を払い、5日間くらいで体を作って……」と少し不満気に振り返る。同じく新田に誘われジム通いをしていた東出が「匠海は仮契約だったから、ジムの人に『あの、北村さんはいつ本契約になるんでしょうか?』って聞かれたんだよ(笑)」と明かすと、北村は「東京に戻ってからも、知らない番号から電話が来るんです。『北九州のフィットネスですが……』って(笑)」と笑いを起こした。
ここで、“役者バカ”や“映画バカ”といった羽住組のキーワードにちなみ、それぞれが“何バカ”であるかをフリップで発表することに。直純のマネジメント担当・遠藤ひかる役の森川が「青バカです。占いが好きなんですが、ラッキーカラーが青だったので。この映画はイメージカラーがブルーだから、自分にとってラッキームービーだと思う」と言うと、赤い服を着ていた新田は黙ったままフリップで体を隠す。「服のリブバカ」と答えた北村はその異常なこだわりを熱く語り、町田は「体育会バカ」と書かれたフリップを掲げ「男だらけのむさ苦しい環境にいることが多くて。僕はその中でもまともだと思っていたんですが、監督に『まともだと思ってるお前が一番バカだ』と言われました」と解説した。
同じ質問に「役者、スイーツ、肉バカ」と3つの答えを書いた新田は「本当は役者バカって言いたいんです。でも先輩たちに『何言ってるんだ!』って言われそうだから、まだそう書けないなと……」と説明するが、隣にいた北村から「(すでにフリップに)書いてはいるんだ?」とツッコまれていた。そして東出は「そもそもバカ」と回答して新田を爆笑させるも、「人の話を聞いたときや本を読んだときの感じ方は人一倍だし、バカでよかったなと思うこともある。でもこうやって自分を肯定し続けていると、バカは治らないだろうな(笑)。謙虚にやっていきたいと思います。所信表明です!」とまとめた。
イベントの最後に、新田は「僕の同世代の皆さんは、こんなに迫力のある映画は観たことがないと思います。胸を張ってオススメできる映画ができました」と自信満々に述べて、羽住や東出に感謝の言葉を贈る。続いて東出が「車の映画だと思われるかもしれないですが、逆境に立ち向かう人々のドラマになっています。心の中に青空が広がったような晴れやかな気持ちで劇場をあとにできるんじゃないかと思います」とアピールした。
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