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本作は生まれつき人と違う特別な顔を持つ少年オギーが、初めての学校生活を通して成長していく姿を、オギーだけでなく周囲の人々の視点も交えて描くドラマ。原作執筆の動機について、パラシオは「顔に重度の障害を持つ子を見かけたのがきっかけで、対応に困られる側はどんな気持ちだろうと考えたの」と説明し、「探究としてだったのか、いい対応ができなかった償いのつもりだったのか……自分でもよくわからないけど、その日の夜に書き始めた」と明かす。
チョボスキーは息子が生まれた直後に原作を読み感銘を受けたようで、自身の小説「ウォールフラワー」を映画化した経験から「脚本家、監督以上の貢献ができると思った」ということで本作の映像化に取り組んだという。またチョボスキーは子役たちの演出にも言及。「彼らに課したルールは“自分のセリフを覚える”だけ」と振り返ると、パラシオは「私がこの映画で好きなことの1つは、子供たちが本当に自然で演技に思えないことよ」と太鼓判を押した。
「ワンダー 君は太陽」は6月15日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー。「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイがオギーを演じ、オギーの母イザベルをジュリア・ロバーツ、父ネートをオーウェン・ウィルソンが演じた。
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