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自動車競技・ラリーに挑む若者たちの姿を描く本作へ、東出は確かな腕を持つメカニック担当・檜山篤洋役、新田はその弟である天才ドライバー・直純役で出演。さらに森川が直純のマネジメント担当・遠藤ひかる役、北村がライバルチームのドライバー・新海彰役、町田が篤洋のチームの新米メカニック・増田順平役を務めた。
東出は公開前の心境を「レース前の緊張感みたいなものを感じてます」と明かす。一方新田は、北村と自分のヘアスタイルが似ていたことから「今日髪型一緒なの。ペアにしてみました」と肩を組んで観客を沸かせる。羽住は本作の現場を「みんなに『バカになってほしい』と言って臨みました。周りにはラリーバカ、メカニックバカ、映画バカがいっぱいいて、彼らも役者バカになってくれた。すごく熱い夏でした」としみじみ振り返った。
このイベントでは、もっとも熱い男“熱MAN(アツメン)”を決めるべく、東出と町田のメカニックチーム、新田と北村のドライバーチームに分かれて3番勝負を行うことに。東出は「先輩として意地を見せたい」と、新田は「北村匠海と一緒なら、なんでもできる気がします」とそれぞれ自信をのぞかせる。
まずは1人1分間の持ち時間内に締めたナットの数を競う1回戦を実施。羽住に「メカニックチームが勝たないと、説得力ないですよね」とプレッシャーをかけられながら挑んだ東出は、ゲームの真っ最中でもファンの声援に「ありがとう!」と真摯に対応する。そんな東出へ新田が「兄貴、靴のひもほどけてるよ!」と嘘をついて気を散らそうとし、町田が「駄目駄目!」と慌てて注意する一幕も。ドライバーチームのターンでは、北村が近い位置のナットから締めていく頭脳プレーで対抗する。結果は10個ずつの引き分けに終わった。
2回戦は2人で合計30秒になるよう、カウントを見ずにストップウォッチのボタンを押す“30秒チャレンジ”。1人目の北村が13秒98でストップすると、新田は「13秒くらいで止めてると思う」と当てて観客をどよめかせる。両チームのトライ後にそれぞれの秒数が発表され、29秒55という驚きの記録を残したドライバーチームが勝利。新田と北村は抱き合って喜びを分かち合った。
最終戦は、古今東西ゲームをやりながらの卓球ダブルス対決。「果物」がテーマの1球目では、北村が「パッションフルーツ!」と言いながら魔球を放って見事先制する。そして「3文字以上の動物」がテーマの2球目でも、「イグアナ」と言いながら北村が際どいコースを突いて点を奪い、メカニックチームを勝利へ導いた。
熱MANトロフィーを授与された新田は「匠海と一緒なら勝てるって信じてました! これ持って帰っていいの!? やったー!」と大喜び。しかし北村は「パッションフルーツとイグアナに助けられました」とクールにコメントする。熱戦を見守っていた森川は「ひさびさに男たちの熱い戦いを観れて、興奮しました」と感想を語った。そして最後に東出が「この映画は、嘘なくがんばっている人は素敵なんだという思いを届けられればと思って作りました。逆境にいる人へ元気をあげられる映画になっていると思います」と観客へアピールし、イベントを締めくくった。
「OVER DRIVE」は6月1日より全国ロードショー。
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