舞踏家・岩名雅記の最新作が公開、パリから福島に至る放浪描くロードムービー

「朱霊たち」「うらぎりひめ」といった監督作で知られる舞踏家・岩名雅記がメガホンを取った「シャルロット すさび」が、10月に公開される。

本作はある男と過去の女たちによる時空を超えた交接と、パリから東日本大震災後の福島に至る放浪を描いたロードムービー。主人公はアート活動に深くのめり込んだために妻を失った日本人パフォーマー・カミムラだ。ガラス屋の女主人・朝子と出会い、大勢の人々の視線にさらされていたフリークスの女性シャルロットから「夢の中で会いましょう」と告げられたカミムラは、その晩夢を見る。キャストにはイタリアの舞踏家クララエレナ・クーダ、成田護、高橋恭子、大澤由理が名を連ねた。

「シャルロット すさび」は東京・新宿K's cinemaで公開。