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表は居酒屋、裏ではトサン(10日で3割)という暴利で金を貸す闇金屋を営む銭形兄弟と、返せるあてのない借金を抱えた客たちの姿を描いた本作。明晰な頭脳で債務者の逃げ道を塞ぐ兄・富男を演じた大谷は、本作で映画初主演を飾り「俳優にとってスクリーンは格別なものなので、すごく興奮しています」と感慨を述べる。綾部から役柄について“鉄の男”というテーマを要求されたという大谷が「何があっても動じず、感情を出さないという男だったので。でもそんなこと無理じゃないですか(笑)」とこぼすと、升が「撮影現場でお会いしたとき、“鉄の男”の感じがした。『えっ、こういう人なのかな』って(笑)」と続け、綾部からの指示を忠実に守っていたことを明かした。
大谷と同い年だという綾部は「小林さんも1学年下で、同世代の俳優チームだったのでやりやすかったですね」と振り返ると、升は少しずつ後ろに下がる。「升さん! そういう意味じゃない!」と周囲がフォローすると、会場からは笑いが起こった。狂暴な性格と容赦ない暴力で富男とともに取り立てを行う弟・静香に扮した小林は「原作のマンガを見たら、スキンヘッドのいかついムキムキのやつなんですよ。ロシアの地下格闘技の男みたいな。なんで俺なんだろうなって(笑)」と自身とのギャップに戸惑いを見せつつも「それに近付けるのは無理だけど、どこかで原作の要素は残したいなと思いました」と役作りを語った。
ここで、
佐津川愛美、玉城裕規、田中俊介(BOYS AND MEN)、安達祐実も出演した「ゼニガタ」は、5月26日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。
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- 「ゼニガタ」公式サイト
- 「ゼニガタ」予告編第2弾
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