「ブラック・スワン」の
この番組は、宇宙から地球を眺めた経験を持つ宇宙飛行士らの証言を通じて、地球の神秘に迫るもの。宇宙ステーション滞在中に宇宙開発の歴史上最大規模の火災を経験したジェリー・リネンジャーら8人の宇宙飛行士が出演する。番組ホストは
インタビューの中でリネンジャーは「宇宙に行ったことで、自分がいかに小さな存在で重要な存在ではないということを知ったうえで、でも強力な影響を与えることはできるんじゃないかという考えを持てるようになった」と話している。本作の撮影方法を問われたアロノフスキーは「2年間にわたり6つのクルーが地球のいろんなところで撮影をしていたんだ」と話し、「どのようにアプローチするか、どのように撮影するか、ドローンの使い方やレンズの使い方、ライトの当て方など事細かくハンドブックを作った」と内幕を明かした。
なお、本作の放送を記念した上映会とトークイベントが、5月18日に東京の六本木ヒルズにて開催。天文学普及プロジェクト「天プラ」代表の高梨直紘が登壇する。詳細は東京シティビューの公式サイトで確認しよう。
宇宙の奇石
ナショナル ジオグラフィック チャンネル
2018年5月20日(日)スタート 毎週日曜 22:00~ほか(2カ国語)
2018年5月22日(火)スタート 毎週火曜 21:00~ほか(字幕)
※全10回
宇宙の奇石 上映&トークイベント
2018年5月18日(金)東京都 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリー3
開演 19:00(要事前申し込み)/ 21:00(事前申し込み不要)※各回約2時間
参加費:無料(展望台入場料が必要)
<登壇者>
高梨直紘
ジェリー・リネンジャー コメント
宇宙に行って初めてわかったこと
地球が1つの惑星にすぎない、そしてそこにみんな住んでいるということかな。大きな宇宙から見たら自分がいかに小さな存在で、大した存在じゃないっていうことがわかる。時間軸で見ても自分がいかにちっぽけな存在かがわかるけど。でも宇宙から見てみると特にわかる。でも宇宙に行ったことで、自分がいかに小さな存在で重要な存在ではないということを知ったうえで、でも強力な影響を与えることはできるんじゃないかという考えを持てるようになった。この番組に関わることもその1つだと思うんだ。それって素晴らしいことだよね。仏教徒の僧侶のシーンでは、小さなものを使って砂を配置しているんだけど、それがかなり辛抱のいる作業なんだよ。なのに最後全部吹き飛ばしてしまうんだ。我々の儚さを思い知るね。私自身は永遠じゃないけれども、遺伝子やDNAと行った形で受け継がれていく。ブラックホールや宇宙のことにやたら詳しいオタクな僕にとっては、それが画期的なことだった。宇宙を見たときに感じた気持ちと同じような気持ちだよ。生命がどのように進化しているのかは本当に素晴らしい。今ここに自分がいることに感謝だね。
ダーレン・アロノフスキー コメント
撮影方法について
2年間にわたり6つのクルーが地球のいろんなところで撮影をしていたんだ。私の仕事は、境界線を引くことだった。チームがどのようにして地球の素晴らしい場所で撮影をするか。なぜなら最新技術を使ってそれぞれの素晴らしい場所で撮り始めたらキリがないからね。全ての映像が一つの物語を繋ぐようにしなければいけなかったし。そこで、どのようにアプローチするか、どのように撮影するか、ドローンの使い方やレンズの使い方、ライトの当て方など事細かくハンドブックを作ったんだ。それでいてストーリーをきちんと語り、感動的な経験ができるように仕上げたんだ。
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リンク
- 宇宙の奇石|ナショナル ジオグラフィック公式サイト
- 東京シティビュー - TOKYO CITY VIEW
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映画ナタリー @eiga_natalie
ダーレン・アロノフスキーが製作総指揮のドキュメンタリー「宇宙の奇石」放送(コメントあり) https://t.co/02S4EtsbjL https://t.co/YHjsFYlbjF