スティーヴン・オカザキが監督した本作は、三船敏郎の半生を「用心棒」や「宮本武蔵」3部作などに焦点を当ててひも解くドキュメンタリー。
本編上映後に登壇したMCの
明日5月13日が母の日であることから、三船史郎は「私が小学生のとき、母の日が運動会だったのですが、そのときに父親がセスナに乗ってグランドの上空を低空飛行して、赤いカーネーションをばらまいていきました」と思い出を語る。また司も「台風で仙川の水があふれたとき、自分の船を持ってきて(近隣住民を)助けた」と当時新聞記事にもなったエピソードを披露。対する香川は「三船(敏郎)さんは本当に繊細な方ですよ。役で活躍していらっしゃると豪快な方という印象ですけど、今の船の話のように、自分がスターという感覚なしに人のために何か手伝おうという気持ちをいつも持っている人でした。撮影所でも、衣装部が重い衣装をバスに乗せようとすると、三船(敏郎)さんがスッとそれを持ってくれるから、女性の中では大変な人気でした」と人柄を明かした。
最後にAKIRAは「三船敏郎さんを愛しているファンの方々にはもちろん楽しんでもらえると思います。三船敏郎さんをこれから知っていく世代の方々には、今の時代であったり自分たちの身近にはない大切な何かを学べるような作品でもあると感じました。この作品が次の世代へ語り継がれるような映画であってほしいと願っております」とイベントを締めくくった。
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