会場のSalle Bunuelには300人の観客が来場。松竹の映像本部副部長取締役・高橋敏弘が上映前に登壇し、「『東京物語』は、松竹映画を文字通り代表する作品です」「当時40代から50代の小津監督や厚田(雄春)カメラマンをはじめとするメインスタッフと、戦後大船撮影所に入った若いスタッフが情熱を注いだ、松竹モノクロ映画の頂点と言ってよいでしょう」と挨拶する。また、クラシック部門の担当者・ジェラルド・デュシュソワーは「この素晴らしい作品を映画ファンに再発見してもらいたいです」と来場者に語りかけた。
なお本作を含む、小津作品7本の4K修復版をスクリーンにかける特集上映「小津4K 巨匠が見つめた7つの家族」は、6月16日より東京・新宿ピカデリー、23日より角川シネマ新宿で開催。
小津4K 巨匠が見つめた7つの家族
2018年6月16日(土)~22日(金)東京都 新宿ピカデリー
2018年6月23日(土)~7月7日(土)東京都 角川シネマ新宿
前売り料金:1000円
当日料金:一般 1600円 / シニア 1100円 / 学生 1000円
※水曜サービスデー 1100円(角川シネマ新宿は男女とも。新宿ピカデリーは女性のみ)
<上映作品>
「東京物語」
「晩春」
「麦秋(1951年)」
「お茶漬の味」
「早春(1956年)」
「東京暮色」
「浮草」
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