本書は松坂が妄想で映画のフライヤーを作る連載企画の書籍化第2弾。松坂は「まさか第2弾が出せるとは。予想外です」と笑い、「どのあたりに需要があったのか……いまだに僕の中では理解しがたい」と首をひねる。テーマとなっている“妄想”に関して「小さい頃から1人遊びのつもりでよくやっていました。なので何かきっかけがあればポッと出てきます」と語るが、その内容については「暗くなりがちで。結婚詐欺とか、ドロドロの殺し合いとか、友情が破綻してしまうとか(笑)。ハッピーエンドじゃないものが多いので、(企画の)担当者やマネージャーから『明るめの妄想をしてくれ』と言われたこともありました」とアイデアを出すうえでの苦労を明かした。
お気に入りに挙げたのは、学生服姿の松坂がほほえむさわやかなカット。選んだ理由を、松坂は「今年で30歳になるので、なかなか制服って着られない。妄想だからこそできる設定というのもあって、お気に入りにさせてもらいました」と説明した。しかし去る2月に行われた同カットの撮影中、現役の学生を見かけて落ち込んだと述懐し、「見比べると、あーもう終わったなと(笑)。やっぱり現役の方と比べると自分は違う。体のフィット感みたいなものが出せないですね」と苦笑。
10月に30歳を迎えるにあたり、松坂は「20代後半でいろいろな役をやらせていただきました。それをちゃんと糧として、より色濃くいろいろな作品に対して深く向き合っていければ」と豊富を述べる。30代で挑戦したいことを尋ねられると、テレビドラマで共演した岡田将生、柳楽優弥の名前を挙げて「昨年は3人で京都旅行に行ったので、次はもうちょっと遠くへ。内にこもってしまう3人なので、そういう男たちが自発的にアクティブになろうという努力は年に1回は続けていきたいですね」と仲の良さをうかがわせた。
3人のうち柳楽が既婚者であることから、結婚に関する質問も飛び出たが、松坂は「30代のうちにできれば」と控えめに回答。またゴールデンウイークでやりたいことを聞かれても「家にいるかなあ。DVD観たり、本を読んだり……そこに関しては妄想が出てこない(笑)」と頭を悩ませる。しかし「理想のデートは?」という質問には「VRデートです!」と即答。「VRを使って戦うんです、2人で。最近だとガンアクションがあって、自分たちが兵士になってプレイするんです。だから同じチームになって、合図を送ったりしながら……」と饒舌にプランを語り出す。「理想の彼女は?」という質問には、思わず自分で笑ってしまいながら「こういうことを楽しんでくれる人がうれしいですね」と答えた。
松坂の主演作「
※「娼年」はR18+指定作品
※「孤狼の血」はR15+指定作品
※記事初出時より画像を3点追加しました。
関連する特集・インタビュー
関連記事
松坂桃李の映画作品
関連商品
リンク
- 妄想・松坂桃李2 | ワニブックスオフィシャルサイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
かなみこ @Pikotan1017
映画ナタリーさん、いつもお写真がステキです(*^^*)
松坂桃李が理想のデートを“妄想”「VRを使ってガンアクション」(写真16枚) - 映画ナタリー https://t.co/RbpYpmXSLM