「ガンバレとかうるせぇ」の佐藤快磨が監督を務める本作は、回復期リハビリテーション病院を舞台としたヒューマンドラマ。新人理学療法士・宮下遥を宇野が、脳卒中のため左半身が不随となった柘植を落合が演じる。映像には遥が柘植の担当として挨拶をする場面や、
佐藤はあるセラピストの言葉を受け「誰もがひとりきりでは生きていけないという当たり前のことを、いつしか必死に考え続けるようになりました」と語る。また柘植の後輩・安田役の門田は、作品の魅力について「人生の1ページだけを深く切り取ったかのような作品になっているところだと思います」と述べた。
映画祭出品および東京と大阪での上映を目指す本作のクラウドファンディングが、5月14日までMotionGalleryにて行われている。さらに5月6日に「ガンバレとかうるせぇ」の無料上映会を実施。イベントでは、佐藤と「海を駆ける」の
「歩けない僕らは」は2019年に公開予定。
佐藤快磨 コメント
明日もし自分が歩けなくなったら。
大切な人が突然歩けなくなってしまったら。
歩ける自分がそれらについて考えることは、あまりにもおこがましく、それでもこの映画を「自分」が撮る意味をずっと探し続けていたような気がします。
あるセラピストの方が話した、
「大事なのは、歩けるようになることではなく、歩いてなにをするかなんです。」
その言葉は歩ける自分へ真っ直ぐに刺さり、誰もがひとりきりでは生きていけないという当たり前のことを、いつしか必死に考え続けるようになりました。
明確な答えを提示できているかはわかりませんが、この映画とともに一生考え続けていけたらと思っています。
門田宗大 コメント
僕が演じた安田は、人生を歩こうとしていない柘植を心配しています。彼も柘植に面倒を見てもらって今があり、拒絶しようとする柘植に必死で近づこうとします。必死で他人に向き合い、助けようとします。どんな人でも必ずいる、人生の大切な存在として、役を演じました。
この映画は、ゆっくりと静かに時が経っていきます。悲しいこと、辛いこと、衝撃的なこと。でもどんな場面に出くわしても、それは長い人生の一瞬の出来事であり、さらりと次の日がやってくる。次の日を生きていかなければなりません。
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