本作は、2003年に刊行され、映画化や舞台化もされた東野圭吾の小説「手紙」をもとにしたもの。強盗殺人犯の弟という運命を背負った青年・武島直貴が、差別や偏見に苦しみながらも自分の家族を持つまでの軌跡が、兄弟の手紙を通して描かれる。演出を手がけるのは「神様のカルテ」の
亀梨は「テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています」と出演が決まった際の心境を明かし、「まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きている事、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います」と語る。そして東野は「『手紙』は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」とコメントを寄せた。
なお、本作の放送時期や亀梨以外の出演者は現時点では発表されていない。ファンは続報を待とう。
亀梨和也 コメント
「手紙」ドラマ化および主演の話を聞いたときの気持ち
テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています。初めての角度でお仕事ができる事に、いろいろな期待を持ちました。
東野圭吾作品について
東野圭吾さんの作品は、社会性やテーマ・メッセージ性がある作品が多いので、自分がその作品に参加させてもらえることを非常に嬉しく思っています。
役作りや心がけていること
役作りに関しては、あまり用意しすぎないほうがいいかなと思っています。まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きている事、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいと思います。撮影中は何かに悶々とする時間になると思うので、それを抱えられる自分でいたいと思っています。
武島直貴の人物像について
事件の当事者なのか何なのか……とても難しい立ち位置にいる人物ですよね。決してスポットライトを浴びるようなキャラクターではない。そこがこの作品が持っている魅力であり、メッセージなのだと思いますが。僕自身、その難しさ、もどかしさにハマっていけたらと思っています。
視聴者へのメッセージ
ドラマの時代設定は原作よりも現代的に、2018年の今の時代に沿った内容になっています。誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。それも、無意識のうちに……。この作品の出来事以外にも、どんな些細なシチュエーションでもそうなりうる時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば、そんな作品にできればと思っています。
東野圭吾 コメント
「手紙」は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います。
関連記事
亀梨和也の映画作品
関連商品
リンク
- ドラマスペシャル 「東野圭吾 手紙」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
文藝春秋プロモーション部 @bunshun_senden
原作の東野圭吾さんの小説『手紙』は文春文庫より現在好評発売中です| 亀梨和也主演で東野圭吾「手紙」ドラマ化、演出は深川栄洋(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/O5tHFXWwUo