テレビアニメ「プリキュア」シリーズの15周年を記念したイベント「『プリキュア』感謝祭上映会 vol.2」が、本日4月29日に東京・丸の内TOEIで行われ、キャストやスタッフがトークを行った。
イベントでは2007年公開「
イベント開始に先駆け、まずはゲスト全員が壇上に集合。2階席まで埋まっている会場の熱気に触れ、三瓶は「今のシリーズを観ていると、時代に合っている新しい部分と変わらない素敵な部分がどちらもある。15年経っても『プリキュア』が続いているすごさ、作品の魅力を感じます」と熱く語る。沖も自分たちが出演したシリーズの放送から約10年ほど経つことに驚き、「『ハートキャッチプリキュア!』の最初の頃は観れなかったりしたけど、今は『後輩がんばれ!』って母親のような気持ちで観れるようになりました(笑)」と打ち明けた。
「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」と「Yes!プリキュア5 GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」が続けて上映されたあとは、三瓶、小村、鷲尾の「プリキュア5」チームが再び壇上へ。このトークパートではテレビシリーズを振り返るということで、事前に3人から聞いた印象的なシーンをもとに作られた特別映像が上映された。
三瓶は「Yes!プリキュア5」の最終話「夢と希望のプリキュア5!」から、のぞみとデスパライアの対話シーンを選出。「最後は戦わないっていうのがすごく印象深い」と同シーンを改めて観た感想を述べ、「あとコワイナーのデザインが本当に怖い(笑)。でもこうして観ると、デスパライア様の心を映していたのかな」と考えを巡らせる。デスパライア自身の恐怖心の描写などもあったことから「敵キャラだけど掘り下げられているのが面白い」と口にし、「ハデーニャさんとかもけっこう好き。人間味あふれる敵が多かったですよね」と、懐かしのキャラの名前を出して会場を盛り上げつつ、「プリキュア5」の魅力に触れた。
また「Yes!プリキュア5 GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」の併映作品「ちょ~短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ!」で初めて歴代プリキュアが共闘する作品が生まれたという話題では、三瓶が「短い尺でしたけど、あの作品が(『プリキュアオールスターズ』の)起点になっていると思うと感慨深い」としみじみ。「描くのが大変なんです。(後のスタッフたちに)どれだけ恨まれたか(笑)」と冗談交じりに嘆く鷲尾を横目に、三瓶は「次はいつそろうかなー!?」とあおり、期待のこもった歓声を巻き起こす。
短いトーク時間を惜しみながら、三瓶は「また『プリキュア』のイベントの舞台に立てて、本当に感慨深いし、ちょっとホーム感があって安心します。時間が経っても変わらず皆さんが応援してくださってるんだと改めて感じました」と感謝を込め、最後に「ちょっと声出しません?」と呼びかけて「みんなー! これからもプリキュアを応援すること、けってーい!」と、のぞみの決めゼリフを交えて観客と叫んだ。また小村は最後に自身が着用してきた「プリキュア5」のTシャツをアピール。「『プリキュア5』のことをこうして語れるのはうれしい。これからも覚えていてほしい」と観客に語りかけた。
なお映画ナタリーでは、トークパート第2部の模様も追ってレポートする。
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