小室哲哉が「SUNNY」で音楽を担当、篠原涼子「またご一緒できてすごく嬉しい」

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大根仁が監督を務める「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の音楽を小室哲哉が担当していることが明らかに。あわせて特報映像がYouTubeで公開された。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」ティザーチラシビジュアル

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韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」をアレンジした本作。篠原涼子が40歳の平凡な専業主婦・奈美、広瀬すずが高校時代の奈美を演じ、小池栄子ともさかりえ渡辺直美池田エライザ山本舞香三浦春馬リリー・フランキー、板谷由夏らがキャストに名を連ねた。

小室哲哉

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小室は本作のために24曲の劇伴を制作。小室はかつて篠原の楽曲プロデュースを行っており、1994年にシングルリリースされた「恋しさと せつなさと 心強さと」は大ヒットを記録した。小室は「僕は音楽全般を担当させて頂きましたが、最後の僕の映画音楽になります」「涼子ちゃんを最初に見かけたのは涼子ちゃんが16才ぐらいの頃だったと思います。皆んな輝いてくれて、よかったなあと心から思っています」とコメント。篠原は「小室さんは撮影現場にも来てくださったのですが、お互いあの頃から風貌は変わったけど、中身は変わってないねって(笑)。変わらない小室さんとまたご一緒できて、すごく嬉しいです」と述べている。

また大根がセレクトした劇中曲も発表された。小沢健二の「強い気持ち・強い愛」をはじめ、安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」、久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」、JUDY AND MARYの「そばかす」などが並ぶ。そのほかの楽曲は下記を参照のこと。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

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特報には広瀬、池田、山本らが演じるコギャルたちの姿が映し出されている。大人の奈美が制服を着て、安室の「Don't wanna cry」を歌う様子も捉えられた。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は8月31日より全国ロードショー。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」劇中曲の一覧

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」劇中曲のジャケット写真。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」劇中曲のジャケット写真。[拡大]

安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」※
安室奈美恵「Don't wanna cry」※
小沢健二「強い気持ち・強い愛」
久保田利伸「LA・LA・LA LOVE SONG」
hitomi「CANDY GIRL」※
JUDY AND MARY「そばかす」
TRF「survival dAnce ~no no cry more~」※
TRF「EZ DO DANCE」※
Chara「やさしい気持ち」
PUFFY「これが私の生きる道」
森田童子「ぼくたちの失敗」
※小室哲哉のプロデュース楽曲

小室哲哉 コメント

プロデューサーの川村君をはじめ多くの方々がSUNNYという題材に興味を持っていました。
しかし全ての時空が、重ならないと始まりも終わりもしないプロジェクトでもあり、大根監督の忍耐と信念が成し遂げた作品でもあります。

僕は音楽全般を担当させて頂きましたが、最後の僕の映画音楽になります。
一本の映画で自分の音をこれほどまで多く耳にする事は中々無いだろうなと思うと同時に、締め切り間近になればなるほど最後の仕事で「映画音楽とは」を教えてもらった気がします。

涼子ちゃんを最初に見かけたのは涼子ちゃんが16才ぐらいの頃だったと思います。
皆んな輝いてくれて、よかったなあと心から思っています。

素敵なプロジェクトに参加させて頂き、ありがとうございました。

篠原涼子 コメント

1990年代は、まさに私も真っ只中の時代。当時は本当に忙しくて、あまり記憶が無いんですが(笑)、映画を見て音楽を聞いた瞬間、当時のことがバーっと蘇ってきて、曲の力って本当に凄いと改めて感じました。劇中に出てくる音楽は、どれも色あせない曲ばかりです。特にTRFさんは同じ小室ファミリーだったので、曲を聞くと「一緒に音楽番組出ていたなぁ~」なんてことも思い出しちゃいました(笑)。
小室さんは撮影現場にも来てくださったのですが、お互いあの頃から風貌は変わったけど、中身は変わってないねって(笑)。変わらない小室さんとまたご一緒できて、すごく嬉しいです。小室さんの劇伴は、この映画に大きな力を注いでくださっていて、音楽に引きこまれる瞬間が沢山ありました。芝居だけでは伝わらないところを、小室さんの音楽に助けてもらっています。当時の小室さんと一緒にいた私としては、今までの小室さんのテイストとは少し変わって、大人っぽくて優しい雰囲気が出ていると感じます。この映画で、新しい小室サウンドが聞けると思います!
音楽を聞いた瞬間、当時を思い出して振り返られるような、素敵な映画になりました。とにかく感動、笑えて泣けて、すごく元気をもらえます。キャスト・スタッフが一致団結して、まさに「強い気持ちと強い愛」で作られたこの映画を、とにかく早く皆さまへお届けしたいです!

大根仁 コメント

この映画の企画が立ち上がった時、脚本よりもキャスティングよりも、何より先に思いついたのは、小室哲哉さんに劇伴音楽をやってもらう!ということでした。色んなミュージシャンやバンドや音楽家たちとドラマ・映画音楽を作ってきましたが、今回ほど濃密で刺激的で緊迫感のある作業は初めてでした。90年代の大ヒット曲はもちろん、2018年の現在でも進化し続けるTKサウンドをご期待ください! この映画を観たら、誰しもが「引退してる場合じゃないでしょ!!」と思うはずです。マジでヤバいですよ。

川村元気 コメント

本作において主人公たちの女子高生時代を描くときに、真っ先に浮かんだのは1990年代の「コギャル」でした。そこにいつもあったのは小室哲哉さんの曲だったと思います。まずはそこを中心に映画を組み立てていきたいと思い、楽曲提供をお願いしました。大根仁監督とは「モテキ」でJPOPミュージックを25曲使った映画を作り、「バクマン。」ではサカナクションに映画音楽すべてを作ってもらいました。大根監督と挑戦してきた「音楽と融合した映画」という意味で、本作はその集大成とも言える作品になったと思っています。

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(c)2018「SUNNY」製作委員会

読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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