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会場にまず姿を見せたのはシェリダン、クック、森崎。3人は集まった人々のサインに応じながら、レッドカーペットを歩いていく。続いてMCからスピルバーグが会場に到着したことが告げられると、約13年ぶりの来日を心待ちにしていたファンから「待ってたー!」「スティーヴン!」という声が上がる。ハローキティに迎えられ登場したスピルバーグは笑顔を見せ、観客に対し手を振るだけでなく、投げキッスも披露。そして写真撮影の際には森崎に手を差し伸べ、彼を満面の笑顔にさせた。
ステージへと移動したスピルバーグは、ひさびさに日本を訪れた理由を「この映画はとてもパーソナルな映画。なので自ら日本に行って紹介したいと思ったんだ」と明かす。日本の印象を聞かれると「皮肉があまり見受けられないよね。それは自分の国とは違う」と回答し、「『レディ・プレイヤー1』は私が作った映画の中でも一番皮肉がない映画だから、日本人には合っていると思うよ」とアピールした。
今回が初来日となったシェリダンとクック。日本についてシェリダンは「皆さんとても礼儀正しいよ」、クックは「街がとても美しい。来日中にいろいろなものに触れて文化を感じたい」と笑顔で述べる。続けて、寿司を食べたというクックがそのおいしさを伝えていると、スピルバーグは彼女に耳打ち。助言を得たクックは日本語で「オイシイ!」と話し、ファンを喜ばせた。
森崎は「今夜は僕にとっては忘れられない、眠れない一夜となります」と感慨深げにコメント。スピルバーグの前で演技を披露した米ロサンゼルスでのオーディションを振り返りながら、「監督に『ハイ、ウィン』と言われて握手をし、そして今日を迎えられたことが幸せです」と語った。うれしかったこととして撮影時にスピルバーグから「一番最初にセットに来てるね」と褒められたことを明かすも、スピルバーグ自身は覚えていない様子。森崎は「言ってたんですよ……」と少し寂しげにつぶやき、観客の笑いを誘う。
またスピルバーグは人生で一番最初に観た日本映画を明かした。「黒澤明さんや三船敏郎さんの作品に出会う前、幼い頃に父親に連れられて『ゴジラ』を観たんだ」と回想し、「『ジュラシック・パーク』は完全にそれをもとに作ったからね」と冗談交じりに話す。そして「レディ・プレイヤー1」にメカゴジラが登場すること、「ゴジラ」のテーマ曲が使用されていることを伝えた。
なおイベントには高梨沙羅、開田裕治、開田あや、神山健治、荒牧伸志、ダンテ・カーヴァー、叶恭子、叶美香、小林麗菜、大関れいか、桃月なしこ、桐谷広人も参加し、レッドカーペットを歩いた。
「レディ・プレイヤー1」は“オアシス”と呼ばれる仮想現実世界を舞台とするアクションアドベンチャー。4月20日より全国で公開される。
※高梨沙羅の高は、はしごだかが正式表記
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- 「レディ・プレイヤー1」公式サイト
- 「レディ・プレイヤー1」30秒予告(ストーリー編)
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