表は居酒屋、裏ではトサン(10日で3割)という暴利で金を貸す闇金屋を営む銭形兄弟と、返せるあてのない借金を抱えた客たちの姿を描いた本作。大谷が明晰な頭脳で債務者の逃げ道を塞ぐ兄・富男、
企画を聞いた段階で本作の題材に興味を引かれていたという綾部。「闇金というジャンルの作品でありながら、一地方都市を舞台にした人間ドラマや現代のお金にまつわる時代性を感じさせられ、登場人物それぞれが抱える苦悩や葛藤がいくつもあり、誰もが理屈抜きに楽しめる作品になるようにしたい」と考えていたことを明かす。
綾部が本作でもっともこだわったと語るのは「お金の描写」だ。作品をエンタテインメントに仕立てるため「お金・お札が出てくる描写は派手にするのと、お金の“重み”を感じさせられるように工夫しました。この作品の登場人物は、皆、得体の知れない欲望に悩んでいる人ばかりです。その出口なき欲望や不満の解消の仕方が、作品全体としてのうねりやパワーになるようにしました」と演出意図を述べた。
※動画は現在非公開です。
関連記事
大谷亮平の映画作品
関連商品
リンク
- 「ゼニガタ」公式サイト
- 「ゼニガタ」予告編第2弾
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
大谷亮平「ゼニガタ」新予告、監督のこだわりは「お金の派手さと“重み”」(コメントあり / 新写真17枚) #大谷亮平 https://t.co/IyAK0truKd https://t.co/BJEvI50WBc