田中経一の同名小説を
ビジュアルコメンタリーには、二宮、西島、滝田が参加した。3人とも初挑戦となるコメンタリー収録に、二宮は「これ、どうしたらいいんですかね? 何回か(映画に)観入ってしまうと思う」、西島は「絶対途中で油断すると思う。あ、映ってたんだった!って」と困惑気味。しかし、本編がスタートすると、滝田への質問や当時のエピソードなど話は尽きない様子だった。
役者へ料理の手さばきなどを指導するプロの料理人が、実際に出演することもあったという本作。該当シーンで二宮が「あの後ろでお茶を入れている女性は、先生ですよ」と明かすと、「滝田監督らしいですね。本物がやったほうが一番うまいっておっしゃられていましたよね」と西島が続ける。また、日本料理店のシーンに移ると二宮は「『あいよー』ってセリフを何度も何度も練習している人がいて、 『あいよー』って一言なのにずいぶん練習するな、と思ってよく見てみたら本物(の料理人)で驚いた」とエピソードを披露した。
また、豪華な料理が多い西島パートで、山形ができあがった料理を味見するシーンでは、二宮が「いいなあ、おいしそうだなー」とうらやむ場面も。さらに、撮影終了後にキャストとスタッフでその料理を食べたことが明かされると、二宮は「(自分のパートには)こんなお肉なかった!」「チャーハン食べるシーンばっかりだった!」と悔しがった。
エンドロールになり、滝田が「初めてでしたけど、なかなか面白かったですね」と言うと、ほかの2人も「あっという間でしたね」と口をそろえる。西島は「半分は出演していないから、そうだったんだっていうことが多くて、出演者だけどいい話が聞けた」と振り返った。
「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」のBlu-ray / DVD豪華版には、ビジュアルコメンタリーのほかにメイキング、劇場公開時に行われたイベント映像集が収録されている。
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