児童文学シリーズ「
令丈ヒロ子による同シリーズは、交通事故で両親を亡くし、祖母が営む温泉旅館・春の屋で暮らすことになった小学6年生の関織子、通称おっこを主人公とする物語。劇場版では、原作や、4月8日より放送開始となるテレビアニメ版でも描かれていない、両親とおっこのストーリーが明らかになる。「リズと青い鳥」「映画『聲の形』」の吉田玲子が脚本を、「アウトレイジ 最終章」で第41回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した
テレビアニメ版と同じく、おっこ役を
「劇場版『若おかみは小学生!』」は、9月より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
テレビアニメ「若おかみは小学生!」
テレビ東京6局ネット 2018年4月8日(日)スタート 毎週日曜7:14~
小林星蘭 コメント
この作品を子どもの頃に読んでいた方も多いと思います。私も小学校の図書室で出会い、ずっと読んでいた本でした。映画では、おっこちゃんがとても熱心に若おかみとして頑張る姿が見られます!
笑って泣いて、怒って驚いて……おっこちゃんの百面相も見どころです(笑)。
みなさんがこの作品を見て、ちょっとでも前向きになれたり、ほっこりして頂ければ嬉しいです。
おっこちゃんと一緒に、私も成長できるよう頑張りますのでぜひよろしくお願いします!
高坂希太郎 コメント
物語は11~2歳の女の子が超えなければいけないハードルが有り、今時の娘には理不尽に映るかも知れない作法や接客の為の知識、叡智を身に付けて行く主人公の成長を周辺の人々も含め、悲喜こもごもと紡いで行く。
この映画の要諦は「自分探し」という、自我が肥大化した挙句の迷妄期の話では無く、その先にある「滅私」或いは仏教の「人の形成は五蘊の関係性に依る」、マルクスの言う「上部構造(人の意識)は下部構造(その時の社会)が創る」を如何に描くかにある。
主人公おっこの元気の源、生き生きとした輝きは、春の屋旅館に訪れるお客さんに対して不器用ではあるが、我を忘れ注がれる彼女の想いであり、それこそがエネルギーなのである!
ある役者が言っていた。役を演じている時に生きている実感があり、家に帰りひとりになると自分が何者か解らなくなると。詰り自分では無い何かになる。他人の為に働く時にこそ力が出るのだと!
令丈ヒロ子 コメント
高坂希太郎監督が描かれた花の湯温泉の絵コンテを、初めて見た時の衝撃は忘れられません。わたしの頭の中をそっくりそのまま投影したのかと思うほどイメージ通りだったのです。
原作の読者に伝えたいと思っていたところをすべて的確に、すばらしくリアルに、美しく、そしてあたたかい映像にしていただき、深く感謝しております。
子どものころ原作を読んでいたみなさんはもちろん、この映画で初めておっこちゃんやウリ坊、美陽ちゃんと出会うみなさんも、笑えて泣けて胸が熱くなる名作だと思います。
小さなお子さんから年配の方まで、幅広い年齢層の方に観ていただきたいですし、観た人同士がこの作品を話題に、また盛り上がり、さらにあたたかい気持ちになっていただけるのではないかと思います。
※動画は現在非公開です。
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