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東野圭吾の同名小説を映画化した本作は、遠く離れた場所で発生した硫化水素中毒による2つの不審死を追うミステリー。事件を調査することになった地球化学の専門家・青江修介を櫻井、自然現象を予知できるヒロイン・羽原円華を広瀬、事件の秘密を知る失踪中の青年・甘粕謙人を福士が演じた。
3月29日にオープンした東京ミッドタウン日比谷広場のレッドカーペットを歩き、櫻井は「ちょっと外タレ気分ですし、高揚感でいっぱい」とコメントする。主演作「曇天に笑う」が公開されたばかりの福士は、本作での役柄と絡めて「この間まで着物を着て戦っていた気もするんですが、今は絶賛失踪中。5月4日にぜひ見つけてください!」とファンへ呼びかける。また櫻井は、「50歳を超えてアクションシーンあり! 6kg以上体重を落として挑みました」と挨拶する高嶋と、「加賀谷専務じゃないですよね?」「鳴海ー!」と共演ドラマ「先に生まれただけの僕」の役名で互いを呼び合った。
4年ぶりの単独映画主演にして、10年ぶりの三池組参加となった櫻井。「おこがましいかもしれませんが、故郷に帰ってきて、昔のクラスメイトと再会した気分。『ヤッターマン』のときと同じスタッフもいたのですが、つい半年、1年前にご一緒していたかのようなやわらかい空気でした」と現場を回想する。三池が「櫻井くんは全然変わらない! 現場に入りたての若いスタッフとも同じ目線で真剣に話ができる。トップスターで居続ける人間が横のつながりを大事にするのは難しいことだと思う」と絶賛すると、櫻井は「めちゃめちゃ褒められてます!」と満面の笑みを見せた。
三池組初参加の広瀬が「“三池組色”みたいなものが現場にあって……ちょっとメタリックの緑みたいな(笑)」と発言すると、櫻井も「ちょっとわかるわ!」と賛同。さらに広瀬は「監督は最初怖い方なのかなと思っていたんですが、すごくチャーミングな方でした」と続ける。同じく三池組の現場を初めて経験した志田は「撮影が1日だけだったので、メタリックな緑を感じることができず、残念ですね」と笑いを起こす。また佐藤は「スタッフがいっぱいいるとき、監督に大きい声で『体重何kgですか?』と聞かれたので、私も大きい声でちょっと嘘の体重を言いました。女心です(笑)」と告白した。
櫻井は撮影の合間、広瀬に誘われてスクワットなどのトレーニングをしていたそう。「クライマックスシーン撮影のときに“広瀬's ブートキャンプ”が始まりまして。最初は福士くんも参加していたんですが、彼は大人なのでちょっとやったら『スタンバイ入ります』と言ったんです。でも私は10分、15分やっていたわけですから、『櫻井さんお願いします!』と呼ばれたときには汗だくなんです。最悪でした。反省しております」と淡々と述べて笑いを誘う。司会に「“魔女”な部分がありますね?」と振られた広瀬は「あるでしょうねえ」とあっさり回答。また「櫻井さんに『もう1セット行きますか?』と聞くと、必ずやるっておっしゃるんです」とも明かした。
最後に広瀬は「誰もが一度は、すべてを予測できる能力を欲しいと思ったことがあるかもしれない。その力があるかないか、どちらが幸せなのかをこの作品に問いかけられました」と、福士は「原作と同じく映画にもキャラの濃い登場人物がたくさん出てきます。その人たちの内面に注目してもらえたらより楽しんでもらえるはず」と話す。そして櫻井が「最初に想像していたものよりも、はるかにスケールのどデカいエンタメ作品が完成しました」と自信満々に述べ、イベントを締めくくった。
「ラプラスの魔女」は5月4日より、全国の東宝系劇場にてロードショー。
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