「ミュージカル『
1952年に
会見には市村と鹿賀に加え、小説家役の
宮本は「私のようなものに演出させていただき本当に心から感謝しています。黒澤ファンであり、最初は正直驚いてしまって……。黒澤作品をミュージカル化していいんですか!?と(笑)」と喜びを表しつつ、自身の父ががんを患っていることを告白。「91歳の父が病気を克服しようとしている姿を見て、生きるってこういうことなんだと改めて思いました。この作品には本気で生きるということが描かれています。皆さんの心に訴えられる作品ができると思います」と意気込んだ。
宮本の発言を受け、市村は「皆さん知ってますか? 私が胃がんだったってことを」と切り出す。そして「演出家(宮本)は60歳になりましたが、私は来年70歳になります。古希、古希!」とアピール。「私も胃がんを患いましたが、早期発見ということもあって、今じゃこんなに元気。そんな俳優に渡辺の役が来たというのは、芝居の神様の采配かなと思っております」と感慨深げに語る。
市村とともに主演を務める鹿賀は「本作は、人が生きるということを真正面から捉えたドラマ。美しい音楽が入り、役者が動き出すと、ミュージカル版も素晴らしい作品になるんじゃないかと思っています」と自信を持ってコメント。本作がミュージカル初出演となる市原は「僕には(ミュージカルは)できないんじゃないかなと思って、ずっとご縁を避けてきたのですが。僕の父はもうずっと体調が優れなくて、今は車椅子も動かせない状態。そんな父を見て、なんで僕はもっと親父が若いうちにいろんなことをしなかったんだろうと……」と今回挑戦しようと思ったきっかけを吐露。「若いうちにいろんな経験をしたほうがいい、ということを父から学びました。その思いも込めて新たな世界に足を踏み入れたいと思い、敬意を持ってミュージカルに挑戦させていただきます」と力強く語った。
「ミュージカル『生きる』」は、10月8日から28日まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演。チケットの一般販売は6月9日10時にスタートする。
黒澤明 没後20年記念作品「ミュージカル『生きる』」
2018年10月8日(月・祝)~28日(日)東京都 TBS赤坂ACTシアター
市村正親の映画作品
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- 黒澤明 没後20年記念作品「ミュージカル『生きる』」 (@ikirumusical) | Twitter
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ほどくま(*´∀`*)✨ @Aburasumashidon
こういうのがあるとは知らなんだ…(^^;):
黒澤明「生きる」ミュージカル製作発表、市村正親や鹿賀丈史が作品に懸ける思い熱弁(写真14枚) - 映画ナタリー https://t.co/YT6Juk7bDQ